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芸能人女性の落とし方(52)〜告白されたら断れない元AKB48 川栄李奈〜

 「バカが嫌い」

 AKB48時代、メンバーとの旅企画で川栄李奈は、そのように本音を語った。川栄といえば、『めちゃイケ』の抜き打ち学力テスト企画で、常識外れな回答と低すぎる点数で、世間におバカというイメージを蔓延させてしまったものの、彼女は勉強に向き合ってこなかっただけで、本人の能力は決して低いわけではない。以前、番組の企画で行われた専門家による脳検査では、記憶力や情報処理力などが、トップアスリートレベルと絶賛されるほどで、川栄がバラエティで頭角を現すことができたのも、彼女の本来持つ、頭の回転の速さとセンスの賜物だったのかもしれない。

 そんな彼女は、勉強だけでなくAKB加入当初は、人付き合いも苦手としていた。

 「小さい頃から人をあまり好きじゃなかったんですよね。人と関わりたくなくて。そのままAKB48に入っちゃったから、ガンを飛ばしちゃうというか、威嚇しちゃったり」

 他人を信じられないという目をしていた少女がAKB48に出会い、メンバーとの交流や団体行動を続けるうち、いつしかそれを克服していく。だがそんな矢先、痛ましい事件が起こった。2014年5月、岩手県で行われていた握手会に刃物を持った男がメンバーを負傷させ、川栄はその被害者の1人となった。のちに開かれた盛岡地裁の公判調書によると、当時の状況について川栄は「(最初から)普通のファンとは違うと思った。何度も何かを振り下ろしてきたので『殺されるかも』と床をはって逃げた」と語ったという。そんな極限の状態で体験した彼女の恐怖は想像を絶する。身体の傷は治っても、心の傷は簡単に癒えるものではないだろう。だからこそ復帰後、SNSなどでファンから彼女に浴びせられる「握手会はいつから?」という声は、なにより辛い言葉だった。

 「あのさー握手会やれとかここに書かないでもらっていいですかー」

 トークライブアプリ『755』にて川栄はファンにそう言い残し、ネットから姿を消した。それから半年後、彼女はAKB48からの卒業を発表する。復帰後、AKBグループが大切にする握手会に参加できないということを誰よりも悩んでおり、襲撃事件が卒業のきっかけになったことを本人が明かしている。

 そして卒業後、女優の道を歩み始めた川栄。現在は舞台、ドラマと大忙しになり、2016年春からは、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)へ出演するなど、今後ますますその活躍が期待される。さらに1月には初のエッセイが発売され、そこで彼女は「(男性から)猛プッシュされて、とりあえず付き合っちゃったことも過去にはあります。断れない性格なんで…」と恋愛についても赤裸々に語っている。だがその発言にこそ彼女を落とす糸口はある!

 断ることが苦手ならば、こちらはとにかく猛アタックすればいい。しかし正面からアタックしても、彼女を取り巻く業界人からシャットアウトされるのは明白。そこでオススメなのが人間をやめることである。彼女は以前、バラエティ番組にて、家では全裸で寝ることが多く、朝起きると身体中がダニに噛まれた痕だらけになっていると告白した。

 なので我々が行うことはまず、ダニの着ぐるみを着て、川栄が睡眠中の部屋にお邪魔すること。そして「すいませ〜ん、血ー、吸わせてください、吸わせてください!」とグリグリ体を揺らしながら近づくのだ。彼女はダニに慣れているだけでなく、断れない性格なので、少しくらい大きなダニがやってきても、許容してしまう可能性が高い。なのでそこからダニ男としてスキンシップをはかっていけば、2人の距離はグッと近づくことだろう。お幸せに。

(文・柴田慕伊)

【参考】
・AKB子兎道場(テレビ東京系)2013年5月10日
・AKBと××!(読売テレビ)2015年1月15日
・AKB48 旅少女(日本テレビ系)2015年4月4日
・めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ系)2013年4月20日
・週プレNEWS 2015年4月25日
・産経ニュース 2014年12月1日
・東スポWeb 2015年3月28日
・トークライブアプリ『755』2014年9月
・フォト&エッセイ「これから」(幻冬舎)

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