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役者としても評価上々、峯田和伸 音楽や表現活動のルーツを語る

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銀杏BOYZ・峯田和伸

 3月16日に放送された『A-Studio』(TBS系)に、銀杏BOYZ・峯田和伸が出演し、音楽活動を支えてくれた家族への思いを語った。

 峯田の実家は電器店を営んでおり、3人兄弟の長男である峯田は、家業を継ぐことを期待されていたらしい。

 だが、峯田の音楽活動が軌道に乗りだしたため、「兄ちゃん、電器店は俺がやるからよ、兄ちゃんは好きな音楽とことんやれや」と弟も何かやりたいことがあったにもかかわらず、峯田の背中を押してくれたらしい。そういうこともあり、峯田は「(弟は)地球で一番好きな人です」と話した。

 そして、峯田の家族にインタビューした笑福亭鶴瓶は「(弟が)『電器店を継いで良かった。今、楽しい』って言ってたで」と弟の現在の心境を伝えてあげる。

 これを聞いた峯田は「1人の青年の夢を…っていうのはずっとあったので、弟が今、電器店で『幸せだ』って言ってくれるのは…本当に良かったな」と弟の夢を犠牲にしてしまったことに罪悪感があったようで、弟からの伝言を聞いて安堵の表情を見せた。

 また、電器店を継ぐことを一番期待していた人が、今は亡くなってしまった峯田の祖父だったようで、死期が迫り入院している時、峯田に「お前どうすんだ?」と質問されたのだという。

 「本当は音楽やりたいけど、じいちゃんを喜ばせようと思って『電器店やるよ』って言ったら『お前は好きなことやれ』って」と、峯田の音楽への思いを察してか、家業を継ぐことを一番期待していた祖父からも背中を押す言葉をもらったと話し、鶴瓶は「これもドラマやな」と感慨深げに口にした。

 ネット上では「家族とのつながり感動した」「大切な人の支えがあるから峯田の曲は刺さるんだろうな」「弟さんの心遣い素敵すぎ」など、峯田のエピソードに感動させれられた人が多いようだ。

 連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK系)に出演し、役者としても注目されるようになった峯田。応援してくれる家族への感謝があるからこそ、峯田はアーティストとしての深みがあるのかもしれない。

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