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東京五輪に向け鼻息荒いラブホ&コンドーム業界

 政府は東京五輪の開かれる2020年までに、外国人観光客を4000万人に増やす目標を掲げている。懸念されるのが宿泊施設の不足だ。
 「カプセルホテルや旅館など一般的なホテル以外の利用を促したい考えですが、注目されているのが『ラブホテル』です。過去はセックスするだけの場所でしたが、今は外国人に大ウケするカラオケ部屋があったり、バーがあったり、家族で滞在できる広い部屋があったりします。ラブホは日本人の独創性と想像力の“カタマリ”と外国人から絶賛されているのです」(国際ジャーナリスト)

 さらに“ラブ業界”として動き出しているのが、コンドームだ。競技後に自由を謳歌したい五輪選手のために、主催者側が選手村で何万個も配布することは、すでに恒例となっている。
 「'16年に開催されたリオ五輪の選手村では、約50万個が配布されました。'12年ロンドン五輪では、日本でも薬用せっけん『ミューズ』やニキビ治療薬『クレアラシル』などのブランドを展開している世界的メーカー、英レキットベンキーザー製の『デュレックス』が配られています。また、'08年の北京五輪で配られたコンドームには『より速く、より高く、より強く』というオリンピックのモットーが書かれていました。もっとも『より速く』は、使う側にはイヤミですけどね」(スポーツライター)

 東京五輪の組織委員会は、まだコンドームの公式サプライヤーを決定していないが、この需要を絶好の好機と捉えているのが、日本が誇る代表的コンドームメーカーの相模ゴム工業とオカモトだ。
 「両社は、厚さ約0.01ミリという世界最薄のコンドームを生産しています。0.01ミリ、あるいは0.02ミリ台のコンドームを提供できるのは、世界的に見ても日本の2社しかありません。日本の技術力はこれだけすごいのだと、世界中にアピールできる大きなチャンスになると思いますよ」(経済ライター)

 もし公式サプライヤーに両社が選ばれれば何と印字されるのか、実に興味深い。

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