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【放送事故伝説】桜吹雪が口の中に……音楽の生放送で発生した大放送事故

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 11月14日、年末恒例「第70回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。令和になってから初の紅白歌合戦で、例年にも増して豪華な顔ぶれが登場することが話題となっている。

 さて、紅白歌合戦にまつわる放送事故だが、50年以上に渡る放送期間の長さ、そして生放送ということもあり、これまで数多くの放送事故が発生している。

 中でも、最も視聴者の関心を引いた(心配した)とされるのが、1981年に放送された第32回の紅白歌合戦における北島三郎の猛吹雪事件であるという。

 その紅白歌合戦にて、北島三郎は大トリでの出演であり、代表曲である『風雪ながれ旅』を歌唱した。タイトルの通り、『風雪ながれ旅』は北の大地の冬景色を描いた歌であるのだが、後半、美術スタッフが用意した雪に見立てた紙吹雪が大量に降り注いだ。その紙吹雪の量は、北島や他のスタッフが想定していた以上に多かったようで、あたり一面真っ白になり、何も見えなくなってしまった。

 北島は口の中に入る紙吹雪で、声が出づらい状況にあったが、なんとか歌い切り、その回の紅白は「伝説の紅白」と呼ばれるまでになったのだが、この演出が好評だったのか、北島がNHKで『風雪ながれ旅』を歌う際は「いつもの3倍以上の紙吹雪を用意する」という暗黙の了解が誕生したという噂がある。

 また、近しい例だと、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』での嵐の「Sakura」が挙げられる。

 2019年7月5日、嵐は「Sakura」を熱唱したのだが、ラスト1分、演出効果として大量の花びらが舞ったところ、それが嵐のメンバーが想定していたより大量で、マイクに雑音が入るなどのハプニングが発生し、以来、「Sakura」での花吹雪の演出は控えられることになったという。

 何事も「やりすぎはよくない」ということなのかもしれない……。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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