消費者庁は先月、「着るだけで圧力によって体が痩せる」「筋肉がつく」などとうたった男性向けの「加圧シャツ」の広告について、科学的根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、販売会社9社に再発防止の命令を出していた。
そのうち、1社の商品がトレーニングジムのオーナーもつとめる、ヒロミのプロデュースを前面に打ち出していたのだ。
ヒロミは、「広告が出たのは知らなかったです。こういう言い方すると逃げているみたいだけど…。注意を受けて改善をしたらしい、という報告も受けてはいなかったです」と状況を説明。
ニュースが出てから、販売会社とコンタクトをとったことを明かしたうえで、「僕は前面に出ていますから。もし、そういう誤解をされた方がいたら、本当に、今回は申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
「現在、複数のレギュラー番組を持つヒロミだが、そのうち最多の番組数をこしているのがフジ。ニュースが出た直後、ヒロミに対して批判が殺到。“逆風”が吹き荒れたが、すでに世間の関心がなくなったタイミングで謝罪。うまく“逆風”をかわしたうえ、スポンサー筋への説明責任も果たした」(テレビ局関係者)
どうやら、まだしばらくは売れっ子の座をキープできそうだ。