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えなりもウェンツも名女優も落選 『さんま大先生』、独自の選考ポイントがさんまらしい?

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安達祐実

 明石家さんまの隠れた人気番組と言えば、『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)シリーズであろう。さんまが学校の先生となり、生徒役の子役たちとのスタジオトークが人気を博した。1988年11月にスタートし、放送時間とタイトルを変えながら2004年10月まで長期間にわたって続いた。

 この番組からはさまざまな人気キャラクターが誕生した。現在もぽっちゃりタレントとして活躍する内山信二のほか、六代目中村勘九郎夫人として知られる女優の前田愛、個性派俳優として活躍する加藤諒などがいる。

 この番組は子役を中心にオーディションがなされていたが、さんまの方針で「いかにも子役然」とした子供は受からなかったようだ。さんまが欲しがったのは「あいさつができない。子供らしい子供」であった。子役の中には親に言われたのか、「いつもご活躍を拝見しております」といった大人びた言葉遣いをする子供もいた。そうした子では、面白さを引き出せないとさんまは考えたのか、「あいさつをする子供は即不合格」としていたようだ。

 そのため、『あっぱれさんま大先生』のオーディションは、のちに俳優や女優として活躍するあの人物たちも落選している。

 よく知られているところでは安達祐実がいる。安達は、社会現象ともなった『家なき子』(日本テレビ系)に出演するなど、天才子役として90年代の人気者だった。子役として完成されすぎた部分があったため、落ちてしまったのかもしれない。

 『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)シリーズにおいて、泉ピン子との共演NGで話題となったえなりかずきも、オーディション落選組だ。えなりも、安達に同じく幼少期から長台詞をこなすなど「器用すぎる子役」のため、さんまの目には留まらなかったのだろう。

 ウエンツ瑛士は9歳の時にオーディションを受けたが落選している。その時のエピソードを『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)出演時に、さんまの前で披露している。当時、子供ながらに一生懸命話すウエンツに、さんまは「そうかぁ」と興味なさそうに話すだけであり、その体験が怖くトラウマになってしまったようだ。

 さらに、伝説の美少女として知られるゴクミこと後藤久美子も落選しており、さんまは当時の印象を「綺麗すぎて子供らしくなかったので落とした」と回想している。

 こうして見ると、個性やキャラクターが確立されている子供は落とされており、自分好みにイジれる子供が受かっている。これは、さんまの若手芸人の好みとも重なるものだろう。

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