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実は松本人志も…海を渡ったクリエイター系芸人

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野性爆弾・くっきー

 野性爆弾・くっきーの月収が、350万円に達したという。相方のロッシーと比べると、およそ10倍の差が開いてしまった。このことからも、くっきーの需要がいかに高まっているかが分かる。

 現在は、岩田剛典(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE/EXILE)が主演を務めるドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)に、役者として出演中。東京のPARCO MUSEUMでは、2度目となる展示イベント『超くっきーランドneoneo』を開催中だ。昨秋、東京・ラフォーレミュージアム原宿で初めて開催した際は、3日間で1万人以上が来場。およそ1カ月で10万人を動員する驚異の集客力を見せた。その波に乗って3月10日には、台湾・台北でも展示会を実施。3日目で来場者は1万人超える大盛況ぶりだった。

 クリエイター・くっきーの才能は世界規模になりつつあるが、お笑い芸人はいつの時代も、海を渡って勝負に出たいと思うようだ。1999年には、あのダウンタウン・松本人志も米国進出を果たしている。

 松本が米国を訪れたきっかけは、日本テレビ系の人気バラエティ番組『進ぬ!電波少年』の企画「電波少年的 松本人志のアメリカ人を笑わしに行こう」。彼の笑いがアメリカで通用するかを試みる主旨だった。

 松本は、『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で共演し、91年からアメリカに拠点を移した野沢直子にアドバイスを求めて情報収集。自身のコントDVD『VISUALBUM』のモニタリングをするなどして調査を進め、ロサンゼルスで新作の短編映画『佐助(SASUKE)』を撮影した。松本自身も、留守番をしている少年のもとにベビーシッターとして登場する忍者の役で出演した。

 「“そのタイミングで笑うの?”という発見と、“そこで笑わんのかい!”という意外性があり、アメリカ人と日本人の笑いの違いを体感したようです。現地の人から、『あのコメディアンは将来売れると思うよ』というお褒めの言葉をもらった(笑)。『天下の松ちゃん』でも、海の向こうではほぼ無名であることが分かりました」(テレビ誌の記者)。

 同じアメリカでも、ニューヨークで賭けに出たのはキングコング・西野亮廣。2013年に、絵本の原画展を開催している。さらに15年には、『西野亮廣独演会 in ニューヨーク』を開催した。この独演会は、西野が20代のころから日本全国50カ所以上で行ってきたトークライブだ。90分間のひとりしゃべりで、センターマイクだけで笑いを量産するスタンダップコメディだ。日本では嫌われ芸人として、常に炎上の対象である西野だが、アメリカでは高評価を得た。

 同じよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人で、これまでに海外で単独ライブを開催したのは、ロサンゼルス、韓国、ラスベガスで公演した陣内智則、ロンドンを訪れたジャルジャル、アムステルダムに行ったガレッジセールなど。今回のくっきー、西野のように芸術的作品を引っさげて海外進出したのはまれなケースだ。

 現在のくっきー人気にあやかり、後に続く芸人が現れるかもしれない。

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