元世界王者が生活費のために窃盗、eスポーツプレイヤーでは食べていけない? 大多数は年収100万円未満か

社会 2019年04月08日 06時00分

元世界王者が生活費のために窃盗、eスポーツプレイヤーでは食べていけない? 大多数は年収100万円未満か画像はイメージです

 東京・立川市の高齢女性宅に侵入して現金を盗んだとして、eスポーツの元世界王者・戌亥知行容疑者が3月29日に逮捕された。eスポーツはビデオゲームを用いた対戦競技のことを指し、近年世界中で人気を集めている。日本でもeスポーツが盛り上がりを見せていることもあり、このニュースはすぐさまネット上で話題になった。

 戌亥容疑者は取り調べに対し、「活躍していたゲームが下火になってしまったので、生活費のためにやっていた」「他にも100件くらいやった」と供述。プロゲーマーの厳しい現実に、ネット上では「元世界王者ですら生活に困るのか」「プロゲーマーの引退後ってどうなってるの?」と驚きの声が広がっている。

 一般的にプロとアマチュアを分けるのはスポンサー契約の有無とされる。スポンサーと契約を結ぶためには、eスポーツ化されたゲームで結果を残す、もしくは人気を集めるのが一般的な方法だ。給与体系はスポンサーによって異なり、月給制のところもあれば、単発で仕事を割り振られるだけのところもあると言われている。給与の他に、大会賞金もプロゲーマーの大きな収入源となるが、日本はその賞金額が少ない。プロゲーマーの賞金獲得額をまとめている海外サイト「Esports Earnings」によると、上位プロゲーマーは4億円を超える年収を獲得している。日本人を見てみると、1億円を超えているプロゲーマーがいる一方で、大多数の人は100万円にも届いていない。

 2018年8月にアメリカのシアトルで開かれたeスポーツの世界大会「The International 2018」の賞金総額はおよそ28億円。同年12月に日本で開かれた「シャドウバース」の大会では優勝賞金が1億円を超え話題を呼んだが、海外の賞金金額には遠く及んでいない。同じゲームの大会であっても、海外と日本で100倍以上、賞金額に差が生まれることもある。日本の賞金額が少ないのは、eスポーツの賞金が景品表示法に反するのではないかという懸念や、eスポーツへの注目度が海外に比べて低いことが原因と言われている。

 2018年はeスポーツに目を付ける日本企業が多く見られた。TOYOTAはスポンサーとして、吉本興業はイベントの開催やチームの運営も手掛けている。日本テレビでは、同年7月からeスポーツ専門の番組を開始させ、対応を始めた。

 収入格差やセカンドキャリアのサポートなど、eスポーツが抱える問題も多い。だが、企業に所属するプロゲーマーの活動が一般的になれば、eスポーツを生業として活躍できる選手も増えていくのではないだろうか。そのためにも「ただのゲーマーが賞金を稼ぐ」というeスポーツへの偏見がなくなることが肝要だと言えるだろう。

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