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イニエスタだけじゃない!ユッキーナが好投、鈴木愛理が熱唱で楽天の勝利に貢献!

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木下優樹菜

▽24日 東京ドーム
東北楽天 4-1 オリックス 観衆 44,297人

 東北楽天ゴールデンイーグルスは24日、毎年恒例一年に一度の東京ドームでの主催試合をオリックス・バファローズを迎えて開催した。国家斉唱をハロー!プロジェクトの鈴木愛理が、始球式をユッキーナこと木下優樹菜が務め、楽天主催の東京ドーム開催に華を添えた。

 今年の7月9日に、初のソロコンサートを日本武道館で行う鈴木は、移籍発表会見後、会見場から東京ドームにサプライズ登場したサッカースペイン代表でJ1ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタと入れ替わりで、グラウンドに立つと、伸びのある歌声で『君が代』を独唱した。鈴木は「このような大観衆の中でとても緊張しましたが、精一杯歌うことができました。少しでも楽天イーグルスの後押しとなれば嬉しいです。プロ野球と芸能界は、世界は異なりますが、皆さんに元気を与えられる存在になれるよう頑張ります」と安堵の表情を浮かべながらコメント。

 鈴木と入れ替わりにベンチ裏に戻ってきたイニエスタと、これまたサプライズとなる記念撮影をしてもらったユッキーナは、颯爽と帰っていくイニエスタを見ながら「足が固まっちゃった。ヤバイ。大丈夫かな」と突然の出来事に戸惑いを隠せない様子だったが、鈴木が歌い上げるのを聴き終えると、グラウンドへ。楽天ナインが守備位置に走っていった後、声援に包まれながらマウンドに立った。バッターボックスにはオリックスの先頭打者、宮崎祐樹が立つと、ユッキーナが投じた球はノーバウンドでストライク投球。一発勝負の始球式はノーバウンドで届けば成功、さらに、ストライクが取れればファンだけではなく、プロ野球関係者からも「凄い」と言われる。この日のユッキーナの始球式は完璧だった。関係者によると「練習より良かった」という。

 登板を終えたユッキーナは「しっかりと練習した甲斐がありました。納得のいく投球ができて最高に気持ち良いです」と手応えを感じた様子。続けて、「楽天イーグルスはここから追い上げてくれると信じています。頑張れ、楽天イーグルス」と最下位に低迷し、この試合が始まるまでは3連敗中だったチームに対してエールを送った。

 オープニングセレモニーの効果もあったのか、試合は先発の岸孝之が4安打、6三振、無四球の1失点と好投。8回に渡辺直人のダメ押しタイムリーが勝利を引き寄せて、岸は125球の完投勝利を収めた。「勝てて良かった」と勝てた喜びを口にした岸は4勝目。オリックスに完勝し連敗を止めたチームは、25日から福岡ヤフオクドームに移動し、ソフトバンクと交流戦前最後の3連戦を行う。

取材・文 / 増田晋侍
写真 / 舩橋諄

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