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泥酔したJR西日本社員が降り過ごして電車を緊急停止させる

 不祥事が続くJR西日本で、また社員がトラブルを起こした。

 同社は8月26日、福知山線・川西池田駅(兵庫県川西市栄根)で、今月14日に男性社員が走行中の電車内でドアコックを作動させてドアをこじ開け、電車を緊急停止させたと発表した。

 同社によると、当該社員は近畿圏の運行管理を担当する近畿統括本部大阪総合指令所の男性社員(28)。

 発表によると、14日午後7時1分頃、高槻駅発・新三田駅行きの普通電車(7両編成)で、川西池田駅を発車直後に、運転士が車内のドアがすべて閉まっていることを知らせる表示灯が消灯したことに気づき、非常ブレーキを使用し、約40メートル進んだ位置で緊急停止した。

 車掌が車内を確認したところ、最後部車両の最前部ホーム側ドアの業務用ドアコックが作動し、ドアが30センチほど開いていることを発見した。運転士はドアコックを締めてドアを閉じ、約5分遅れで運転再開した。乗客300人にケガはなかった。

 業務用ドアコックは車掌らが、非常時にドアを開けるために使用するもので、ドアごとに1つずつ設置されている。作動させるとドアを密閉している空気圧が抜け、手動で開けられるようになる。ふだん施錠はされていないが、一般の乗客からは見えない位置に設置しているという。

 乗客から「ドア付近に立っている男性がいた」との申告があったため、後日、ホームの防犯カメラなどを調査した結果、男性社員が浮上し、事情を聴いたところ、ドアを開けて降車したことを認めた。

 男性社員は14日午前10時半までの泊まり勤務後、夕方まで友人と居酒屋で飲酒しており、泥酔状態だった。車外に出た後は電車を乗り換えて帰宅した。男性社員は「泥酔していた。下車する予定だった駅を電車が通過し、とっさに操作した」と説明しているという。

 同社では「利用客に迷惑をかけ不安を与えたことを深くお詫びします。再発防止に取り組みます」とコメントしており、当該社員を処分する方針。
(蔵元英二)

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