search
とじる
トップ > スポーツ > 川島永嗣、“戦犯”からW杯後“歴代最高キーパー”へ 長友、本田らも「異常な風当たりの強さ」に警鐘

川島永嗣、“戦犯”からW杯後“歴代最高キーパー”へ 長友、本田らも「異常な風当たりの強さ」に警鐘

pic pic

川島永嗣

 サッカー日本代表の川島永嗣が16日、自身のインスタグラムを更新。『Global Athlete Project』というスクールイベントに参加し、子供たちから手作りの金メダルのプレゼントを受けたと報告した。

 川島と言えば、W杯ロシア大会のコロンビア戦、セネガル戦で立て続けにミスを犯し、「ミスが多すぎる」「川島は戦犯」「もう川島を出すな」など日本中から批判を浴びた。ファンだけにとどまらず、西野朗監督もセネガル戦後の会見で川島について「厳しい状況ではなかったのに、ああいう判断をしてしまった。非常に残念ではある」と厳しい評価を下す場面も見られた。

 しかし一方で、同じ日本代表として戦っていた長友佑都は、『彼(川島)に救われた試合は本当に多い。ゴールキーパーはすごく難しいポジションで、ひとつのミスで批判されたりする。僕はずっと一緒にプレーしてきましたが、助けてもらってきたので、その批判は自分のように悔しかったです』とコメントしたことを6月29日掲載の「サッカーダイジェストweb」が報じている。

 6月25日掲載の「デイリー」によると本田圭佑も、自身は叩かれることに感謝している部分や楽しんでいる部分があるとしながら、『そうじゃない人もたくさんいるから、それはちゃんとみんなが守ってあげないといけないと僕は思っているんで…(中略)上げ下げを楽しむのは僕だけにして』と発言し、自分以外は叩かないでほしいと願い出ていた。その際、川島の名前は出さなかったものの、コメントの裏には川島への思いがあったことにファンは気付いていただろう。

 実際、こうした日本代表メンバーの言動に「川島のことをかばってるんだね」「川島がメンタルやられてるのを見てられなかったのかな」「本田かっこいい、もう川島を責めるのはやめよう」「長友と本田は自分たちがチームの矢面に立ってメンバーを守ろうとしてるのかも」という反応が多く見られた。

 また今大会中、川島への異常なまでの風当たりの強さに、元U-20ホンジュラス代表GKコーチの山野陽嗣が『川島に対するような評価をされたらGKのやりがいがない。これではGKをやろうという子供は消える』と警鐘を鳴らす一幕も。山野は自身のツイッターで、『結果で見るなら川島選手はずば抜けて日本人GK歴代最高』『(川島批判について)他のGKが川島選手を実力で超えるしかない』など、川島の実績についても冷静に発信していた。代表メンバーから信頼されているだけでなく、プロの目から見ても川島には信頼を集めるだけの実績が伴っているということだろう。

 前出の川島の投稿には「お疲れ様でした!川島さんの笑顔が見られて嬉しいです」「息子は川島さんのような選手になりたいと言っています」「川島選手は素晴らしいキーパーだと思います」など、好意的なコメントが続々と寄せられた。W杯を終えた今、川島に対する世間の目は穏やかに戻りつつあるようだ。

記事内の引用について

川島永嗣公式インスタグラムより https://www.instagram.com/eijikawashima01/
山野陽嗣公式ツイッターより https://twitter.com/yoji_yamano

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ