「ドラマ高視聴率の最高格は米倉涼子。常時視聴率20%前後はなかなか追い付けない。後は石原、ガッキー、北川がBIG3、その下に続くのが綾瀬はるか、吉高由里子など。高畑が一気にBIG3と認知されれば、石原は脱落となるかもしれません」(テレビ雑誌編集者)
数字は正直だ。現在、高畑出演のドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)は絶好調。初回こそ8.1%と低空スタートだったが、その後はグングン視聴率を上げ。第7話は12.2%となり、平均視聴率も二桁に乗せた。
「高畑は、同じ日本テレビ系の連ドラ『過保護のカホコ』(2017年7月期)に主演。全話平均で11.4%を記録しました。『同期のサクラ』は主演の高畑他、脚本、スタッフなどが同じということで、“二番煎じ”の感が漂っていたせいか、前評判は良くなかった。放送開始直後は、まさにその通りとなってしまい、それで少し損したところもあります」(同・編集者)
しかし、恋愛ドラマとは一線を画し、社会人としての生き方、同期入社との友情を描いた内容が「泣ける」と評判。急激に視聴率を上げた。
「高畑は、いかにもな恋愛モノは合わないタイプ。コミカルながら純粋に真っすぐ生きる役がハマる。肩肘張らず見られるし、骨太役が似合いますね」(ドラマライター)
高畑は今年1月期の主演ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)でも、平均10.3%と二桁の視聴率を記録。これで、深夜ドラマ帯の『忘却のサチコ』(テレビ東京系、18年10月期)を除き、“過保護”“メゾン”“同期”と3連続10%以上の可能性も出てきた。事務所の先輩である石原は昨年7月期のドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)が9・5%と10%割れ。今年7月期の『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)は8.6%とさらにイマイチ。2連敗の“汚点”を残した。
「石原はこの間、私生活でジャニーズ山下智久との破局やIT企業社長のM氏との結婚などが取り沙汰され、ドタバタした印象。ドラマの内容も悪かったのかもしれませんが、演技に集中できないところもあったのでしょう。徐々にですが、事務所の上位女優は石原より高畑に移っているようです。事務所内バトルです」(同・ライター)
こうなれば、石原の逆襲こそが見ものだ。