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輝く女優たちの横で目を引くイケメンマッチョ俳優

 昨年9月からNHKで放送された元AKB48の前田敦子の初主演連ドラ「あさきゆめみし〜八百屋お七異聞」での好演が注目されたのが俳優の池松壮亮だった。

 高い演技力もそのはずで、10歳だった01年、オーディションに合格し劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」でデビュー。03年公開のトム・クルーズ主演のハリウッド映画「ラストサムライ」で主人公と心を通わせる重要な役を演じ、05年公開の映画「鉄人28号」で主人公・金田正太郎役を演じ映画初主演を果たした。

 08年公開の主演映画「DIVE!!」では飛び込み競技に青春をかける少年を演じ、マッチョな水着姿を披露し女性ファンの心をわしづかみにした。

 テレビ・映画で数々の作品に出演する一方、舞台にも出演。昨年秋に上演された「ぬるい毒」ではNHK連続テレビ小説「純と愛」でヒロイン役を演じた夏菜の相手役を演じた。

 「夏菜は演技力を磨くため舞台に出たようだが、相手役が池松だったからなんとか上手く切り抜けることができた。完全に夏菜の演技力のなさが際立ち、逆に観劇した関係者は『池松って上手いな』と絶賛していた」(演劇関係者)

 趣味は映画鑑賞で多いときは年間200本も観るというが、「多くの俳優の演技を観て、とにかく自分に足りないところを補い、さらに演技力を磨いているからうまくなるはず」(同)。

 ただ、イケメンマッチョ過ぎるためのマイナス要素もあるようで、「世捨て人みたいなだらしない男の役をやっても、脱いでムキムキ過ぎるとまったくリアリティがない。今後は、役に合わせて体型を変えることも必要では」(演劇記者)。

 息の長い名優となりそうだ。

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