阪神 矢野監督に危惧される「アニキ病」発症ベンチ裏

スポーツ 週刊実話 2019年06月19日 18時03分

阪神 矢野監督に危惧される「アニキ病」発症ベンチ裏提供:週刊実話

 「また、エラーか…」

 巨人とセ・リーグ2位を争う阪神だが、失策が多く、そのまま失点に繋がることが多い。この「エラー過多」で、矢野燿大監督(50)のストレスは爆発寸前だ。

 交流戦2カード目、6月7日の日本ハム戦でのことだ。途中出場した北條史也が一塁に悪送球。アウトにできたはずの走者が犠牲フライでホームに生還し、それが決勝点となって敗れた。

 「4回にはライトの糸井嘉男が悪送球、6回もファーストのマルテが凡フライを落球しています。1試合で3エラーです」(在阪記者)

 6月10日現在、阪神の総失策数は52で両リーグ最多。同日は3失策だったが、同2日の広島戦では1試合4失策を記録した。それも、今季2度目…。

「7日に限っていうと、雨でグラウンドがぬかるんでいたので、気の毒な面もあります。矢野監督は選手が反省し、次に生かしてくれればというコメントに徹していました」(同)

 とはいえ、阪神の守備難は今に始まったことではない。前年は計89、2017年は82、2016年は97…。守備難は前任の金本監督時代からだ。

 「金本知憲氏が監督に就任する前の2015年は、77失策。世代交代を進めようとし、不慣れなポジションに入る若手もいました。経験不足が気持ちを不安にさせ、誰かがミスをすると連鎖反応のようにチーム全体に蔓延していきました。負の連鎖は、それだけが理由ではありませんが…」(球界関係者)

 そんな時、金本前監督はムッとし、眉間に深い皺を寄せてグラウンドを睨んでいた。ベンチにいる選手は自ずと無口になり、阪神ベンチは重苦しい空気に包まれ選手を萎縮させた。

 「矢野監督は『負の連鎖』を断ち切ろうとしたのでしょう。1つのエラーがチームの雰囲気を悪化させるのを止めなければならないと思い、選手が打つと大げさに喜ぶなど、雰囲気を明るくするように努めてきました」(同)

 エラー、負の連鎖…。前監督時代に蔓延したビョーキを一掃しようとしているが、「明るさ」だけでは足りないようだ。

 「矢野監督は自主性で動くチームに作り替えようとし、キャンプから取り組んできました。厳しい練習ノルマを課した前監督時代とは違い、全体練習の時間を短くし、あとは自分で考え、足りないと思ったことを自主的に練習させる内容に切り替えました。エラーした選手に対しても、蒸し返さないようにしています」(前出・在阪記者)

 それでも、まだエラーの数は減らない。矢野監督も、このままではマズイと思っているはずだ。かといって、途中から方針を変えるわけにもいかない。

 「我慢して、ペナントレースはこのまま終戦まで突き進む。チーム改造は秋季キャンプ以降」というのが周囲の一致した見方だ。

 矢野監督はエラーが続出するチームを目の当たりにし、それでも笑顔を絶やさないよう努力しているのだから、相当なストレスを溜め込んでいるはずだ。しかし、指揮官のストレスの原因は、これだけではない。

「今年、オーナーが観戦した試合は無敗。結果論であって、オーナー側も他意はないんですが、このジンクスは本社でも話題になっています」(同)

 去る5月30日、甲子園で行われた巨人戦で、藤原崇起オーナーが9度目の観戦を果たした。4番の大山悠輔が2安打4打点と爆発し、チームは快勝。藤原オーナーは「強いですね。全員野球が…」と興奮を抑えながら、取り囲む記者団に答え、ご満悦な表情。

 「観戦試合の勝率10割」について触れられると、「ご容赦ください」と返したが、満更でもなかったそうだ。

 「オーナーに限らず、球団幹部、本社役員が球場入りするとなれば、試合前、矢野監督にも報告がされます。下手な試合は見せられませんからね」(同)

 矢野監督はストレスで、胃の痛くなる日々を続けているようだ。

 「心の底から喜んでいるのは、ルーキー・近本光司の話題の時ですね。3度目の入札でようやく決まった1位指名でしたが、開幕から安定した成績を残しており、打撃面も周囲の期待以上の数字を出しています」(前出・関係者)

 盗塁を量産できるスピードプレーヤーの出現は大きい。近本の盗塁数16はリーグトップタイだが、1試合で2本以上の安打を放つマルチヒットは23(数字は6月10日現在)。

 新人のマルチヒットは、長嶋茂雄氏の持つシーズン48がリーグ記録だが、このペースでいくと新記録更新は必至。本塁打5と、パンチ力を秘めている点も矢野監督を喜ばせている。

 「今の阪神で安心して見ていられるのは、近本と梅野隆太郎の2人だけ」(前出・在阪記者)

 近本は、いい意味で野球選手らしくない一面もある。口調が穏やかで、記者の質問に対する答えも的確だ。

 ほかに、前任者の影をいまだ引きずっている選手がいる。悩める元エース、藤浪晋太郎だ。今度は二段モーションに投球フォームを変え、二軍戦にも登板しているが、スランプを脱するには至っていない。

 「新モーションでストライクが取れる日と、そうでない日があるんです。復活のために練習はすべて本人任せですが、いまだ色々と試している段階といった感じです」(ベテラン記者)

 藤浪が復活した時、チーム再建と見る関係者も多い。

 本社の株主総会の日も近づいてきた。藤原オーナーを始め、近年、総会はトラ批判の場となることも多く、経営陣は「その日をすぎるまでは…」の心境だろう。

 矢野監督の、ストレスにさらされる日々は、まだまだ続きそうだ。

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