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170点の女性の下着、水着、制服を盗んだ38歳の男を再逮捕

 千葉県警船橋署は6月30日、女性の家に侵入し下着などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで、自称派遣社員の男(38=船橋市北本町)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、同月19日午後8時頃、同県船橋市のアパートの1階ベランダから、24歳の女性が住む部屋の中に侵入し、室内から下着や高校時代に使っていた制服など6点を盗んだ疑いがもたれている。

 男はこの被害女性の自宅で下着などを盗んだ後、それで満足することはなかった。風呂をのぞくために、さらに近くの別の女性宅の敷地にも侵入。住民の女性に通報されて、住居侵入容疑で現行犯逮捕されていた。

 男の自宅から、女性の下着、制服、水着など約170点が押収され、同署では他の窃盗事件にも関わっていたとみて調べを進めている。

 警察の調べに対し、男は「仕事でむしゃくしゃしていた。自分の欲望を満たすためにやった」と容疑を認めており、「他にも80件くらいやった」と供述している。

 自分の良心に負けて、1度や2度、下着泥棒をはたらいてしまうことはあるかもしれないが、男の部屋から押収された下着などは実に170点にも及ぶ。本人が供述しているように、約80回も盗みに入ったのなら、相当の常習犯。しかも、軒先から盗む手口ではなく、住宅内にまで侵入するなど悪質だ。

 被害者側にとってみれば、本当に迷惑な話。男にはちゃんと罪を償って、更生してほしいものだが…。
(蔵元英二)

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