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噂の深層 北朝鮮製無人機はラジコン機?

 北朝鮮が飛ばした可能性がある正体不明の無人機が韓国内で相次ぎ見つかった事件。無人機には日本製のカメラが装着されていて、ソウル市内の大統領官邸などを撮影していたことが判明している。無人機による偵察は少なくとも半年以上前から行われていたにもかかわらず、韓国政府はその存在に全く気がついてなかったとあって、韓国国内のニュースはもっっぱらこの話題でもちきりだという。

 ところがネット上ではこの事件の謎に新説が浮上している。中心となっているのはラジコン愛好家たちだ。

 「無人機って聞くと1機で4億円以上する米軍のプレデターとかを想像したけど、公開された2枚の無人機の写真。これをを是非見て欲しいんですけど、これってどっからどうみてもただのラジコン飛行機なんですよ」(軍事関係に詳しいラジコン愛好家)

 『朝鮮日報』の報道によれば、最近見つかった3機目の無人機は、南北の軍事境界線からおよそ130キロメートルの地域で墜落しているところを発見されたという。

 「もしこれが本当に北から飛ばされたものなら、往復で少なくとも300キロ位は飛べることになります。日本製のラジコンには500キロ飛べるものもありますが、あくまでプロ用。アマチュアの世界では30分がいいところなんです。写真で見る限り手作り感満載のこのラジコン無人機にとてもそんな航続距離があるとは思えない(笑)」

 そこで現れた新説が「むしろ韓国国内から飛ばしたのでは?」という説だ。韓国国内に北朝鮮の工作員が多数潜んでいるという噂はよく知られた話だ。

 「実際に飛んでいるところは韓国当局ですら確認したことはないわけで、工作員が適当に墜落させて韓国側に揺さぶりをかけることを狙った可能性は十分にありますよ」
(明大昭平)

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