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反町隆史の好感度爆上がり中! “セクシー音痴”代表作『POISON』もその一因?【有名人の消し去りたい“黒歴史”】

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反町隆史

 俳優の反町隆史が、体調不良から路上で座り込んでいた女性を救護していたというニュースが注目を集めている。ツイッターでは「反町隆史」がトレンド入りするなど、大きな反響を呼んだ。

 女性を救護した上に、名前も告げずにその場を去った反町。ネット上では、反町の雄姿に、歓喜と感激する声で盛り上がりを見せているようだ。更に7月からスタートするドラマの主演も決まり、注目度が上がっている。

 反町というと、中学3年生の時にジャニーズ事務所に所属。本名の野口隆史名義で、「平家派」の一員として光GENJIのバックダンサーを務めた逸話がある。

 16歳の時には、ファッションモデルとしてパリ・コレクションの出演を経験。現在の名前に改名した後、1994年7月のドラマ『毎度ゴメンなさぁい』(TBS系)で俳優デビューを飾った。

 また、モデル時代から詞を書き綴る創作活動に取り組んでいた甲斐あって、1997年7月に『Forever』で歌手デビューを果たし、ライブ活動などにも注力した。

 同年から1998年にかけてはフジテレビ系ドラマ『バージンロード』、『ビーチボーイズ』、『GTO』の話題作に立て続けに出演し、高視聴率を獲得。反町あっての大ヒット作品へと導いた。

 俳優として成功を収めた反町だが、歌手活動は“黒歴史”であるという。

 「『Forever』が『ビーチボーイズ』の主題歌に抜擢された上、その年の『紅白歌合戦』(NHK系)にも出場。端正なルックスにバリトンヴォイスが魅力的な反町だが、残念なことに見事な音痴だという。ファンからも『セクシー音痴』と呼ばれるほどだったが、反町の人気は衰えを知らなかった」(音楽関係者)

 同年11月には、人気番組『めちゃX2イケてるッ!』(フジテレビ系)の企画で、ナインティナインの岡村隆史が、反町を扮する『オリ町隆史』としてイジった。

 「番組内でも“オリ町”が『Forever』を披露していたが、やはり歌唱力の無さを強調していたという」(前出・同)

 そして、1998年7月発売の『POISON』は反町最大のヒット曲となった。ところが、この名曲は違った意味で“黒歴史”化してしまったようだ。

 「POISONは、毒という意味であることから、同年に発生した『和歌山毒物カレー事件』の影響により、『紅白』出場を逃したという」(音楽関係者)

 しかしながら、『POISON』は今でも存在感がある楽曲として親しまれている。20年の時を経た今も、『ポイズン』というワードが“ネタフレーズ”として使われているようだ。

 「『GTO』の主題歌だった当時、サビ部分の『言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…POISON』のフレーズが流行した。“言いたいことも言えない”的なシーンに遭遇すると、『POISON』と口にする世代が今なお使い続けている。“黒歴史”化した曲ではあるが、共感できる歌詞が盛り込まれ魅力がある。作詞はすべて反町が手掛けており、ワードのセンスは十分だったと言えるだろう。だが、2001年3月の香港公演のライブを最後に、以降は歌唱を披露することはないようだ。なぜなら、反町は自分が一番音痴であることを気付いていたという」(前出・同)

 2001年2月、『GTO』で共演した女優の松嶋菜々子と結婚。だが、結婚後はこれまでの人気が徐々に低迷していった。

 「当時は、ルックスあっての役者で通用していたが、役者としての評価は『大根』の一言に尽き、やがては露出が激減。挙句、『松嶋のヒモ』呼ばわりされていたようだ」(芸能ライター)

 にも関わらず、撮影現場では評判が良いという反町。バラエティなどでは音痴をイジられ、歌詞を小バカにされようが、怒る様子もなく人柄の良さがにじみ出ていたという。芸歴に関係なく、常に新人のような謙虚さがあるという反町だからこそ、“黒歴史”は腫物ではなく、高い好感度を保つ一因にもなっているのだろう。

 今回の一件を受け、ネット上では、反町の過去作品の視聴を促す声もあるようだ。近頃の芸能界は暗い話題が多い中、反町の行動は実に勇敢である。今後、新たなファンを獲得したいところだ。

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