新日本、ジェイの大暴走でCHAOSも内紛か?ファレの選択はバレットクラブOG!

スポーツ 2018年07月17日 21時45分

新日本、ジェイの大暴走でCHAOSも内紛か?ファレの選択はバレットクラブOG!ジェイ・ホワイト

 新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』が14、15の両日、東京・大田区総合体育館での2連戦で開幕した。

 14日の対戦カード表を見ると、ケニー・オメガ、ハングマン・ペイジ、高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズが「バレットクラブELITE」、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロアが「バレットクラブOG」と所属表記されていた。先日行われたサンフランシスコ大会であった、タマ・トンガファミリーによる造反劇がさっそく反映された形。チーム名は開幕前日に行われた会見でも明らかになっていなかった。

 14日の公式戦では、ハングマン・ペイジとバッドラック・ファレのバレットクラブ“別派対決”が早速実現した。試合の序盤はファレのパワー殺法に対し、ペイジが俊敏性を見せながら、空中殺法を駆使して対抗していた。しかし、試合の途中からロアとタマがファレのセコンドに現れ試合に介入。最後はリング上でレフェリーも突き飛ばして、3人がかりでペイジを襲撃。当然のことながら、ファレの反則負けとなった。

 攻撃をやめる気配がないOBを見かねたケニー、オーエンズ、飯伏幸太が救出に入り3人を蹴散らしたが、ファレにとっては順当に行けば白星を獲得できる試合だっただけにもったいない。今年のG1は白星よりも、本来バレットクラブが持っていた凶暴さや、手段を選ばない冷酷さを取り戻すアピールをする方が先決なのだろうか。

 15日にIWGP US王者ジュース・ロビンソンを相手に公式戦を行ったタマもロアの介入から勝利を収めている。ファレは「これで、俺がどこの所属か分かったか!バレットクラブOG、ザ・バレットクラブオリジナルだ!バレットクラブELITE?あんなヤツらはフ●ックだ!」と言い放った。タマも「バレットクラブのメンバーになりたいヤツは来ればいい。バレットクラブ、それは俺たちだ。俺たちこそが真実だ。そして、俺たちこそが全てである」とオリジナルメンバーの誇りを強調。OGにはタマが連れてきた石森太二も合流するものと思われる。21日に後楽園ホール大会で行われるケニー対タマの公式戦には注目だ。

 内紛問題が起こっているのはバレットクラブだけではない。結束力の強さを誇ってきたCHAOSの“異端児”ジェイ・ホワイトが大暴れした。14日のメインイベントで行われた公式戦初戦で、オカダ・カズチカとの同門対決で、凶器攻撃を含むラフファイトで勝ってしまったのだ。

 ジェイは会場が大ブーイングに包まれる中、マイクをつかんだ。「これまでずっと独走状態で強かったオカダ、お前の時代ももう終わりだな。お前ら(ファン)も全員くたばっちまえばいい!」と言い放った。「俺は言ったよな。2018年は俺の年にすると。そして、CHAOSは俺のもの、『G1クライマックス』も俺のものだ!お前らは否応なく俺と、そしてスイッチブレードとともにあるんだ!」とファンも挑発した。

 インタビュースペースに現れたジェイは「勝利は最高の気分だ。1月6日から、オカダの下降が始まった。同時に俺の上昇が始まったんだ。そして、俺は次のレベルに上がった」と強調。「オマエら、今の試合を見ただろう?『DOMINION』以来、オカダの下降はとどまるところを知らない。今や“元”新日本プロレスの顔という存在になってしまった。俺こそが、新しい新日本プロレスの顔なんだよ!CHAOSは俺のものだ!『G1 CLIMAX』も俺のものだ!そしてこの団体全てが俺のものになるんだ!」とまくしたて、改めてオカダ超えと“CHAOS乗っ取り”を宣言して引き揚げた。

 ダメージからかノーコメントだったオカダは翌15日に「昨日のジェイ。許してやるよ。同じチームだからな。良かったな、同じチームで。まぁ、とりあえずジェイのことは過ぎたことだから」と次のファレ戦に切り替えていた。大切なG1シリーズ中とあって、ジェイのことはひとまず水に流したかったようだ。

 しかし、ジェイの奇行は止まらない。今シリーズ、公式戦が組まれていない大会のアンダーカードで、ジェイは「ロッポンギ3K」のYOHと連日タッグ(8.11日本武道館大会ではSHOも加えたトリオ)を組んでいる。ジェイのたび重なるラフ殺法をYOHがなだめたり、ジェイに渡されたイスをYOHが使わなかったりと、試合は常にギクシャクしている。15日の試合では、最後にジェイがカットに入らずYOHを見殺しにした。

 ジェイは「なんでなんだ?なんでなんだよ!CHAOSのヤローどもは、YOHもそうだった。誰も俺の言うことを聞かない。俺の言うこと聞いていればいいのに、YOHは今日だってロッキーの言うことを聞く。SHOとオカダの言うことを聞く。俺のことなんか見向きもしない」と嘆いた。「俺の言うことを聞いていれば、これからどんどん強い選手に、良い選手になれるはずなのにな。スイッチブレードに仲間入りすれば、もっともっといい選手になれるのに」と憤りを隠せない様子だったが、表情を見ると、不思議と怒りのようなものが見られなかった。

 CHAOSを乗っ取りたいのであれば、バレットクラブの内紛騒動のように、ある程度“ジェイ派”を作る動きがあってもいいが、そんな様子もなし。これは不気味だ。もともとジェイがオカダとともに出席したCHAOS入りの会見の時から不穏なムードはあった。ただ、これがCHAOS結成当初であれば、ジェイの行動は全く問題なしではあった。CHAOSはもともと武闘派のイメージが強いヒールユニット。あの中邑真輔ですら試合に乱入し、勝敗に影響をもたらす介入を繰り返していたのだ。

 ともあれ、ジェイが現在のCHAOSに合わないのはハッキリしている。G1終了後に何だかの動きはあるだろう。ジェイをCHAOSに誘った責任もある。G1が終わればジェイの真意を確かめる意味も込めて、オカダが再度シングル戦を望むのではないだろうか。

 G1終了後、軍団内抗争が活発化するかもしれない。

取材・文・写真 / どら増田

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