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つるの剛士のいとこは漫画家、ほかの意外な例は?

 タレントのつるの剛士がInstagramにおいて、電子書籍サイト『少年ジャンプ+』の新連載「地獄楽」の作者、賀来ゆうじがいとこだと明かした。つるのは「幼少期、よく一緒に絵を描いていた従兄弟がまさかプロの漫画家になるとは思ってもいませんでした」とコメントした。芸能人の中には、意外な人物を身内に持つものが少なくない。

 「お笑い芸人のふかわりょうは、『北斗の拳』などでおなじみの漫画家の原哲夫といとこ同士として知られますね。ふかわの実母の姉の息子が原にあたります。ふかわは小学生の時に一度だけ原に会ったようですが、芸能人になって、ミュージシャン名義であるROCKETMANとしてベストアルバムを出すにあたり、親戚の原にジャケット用イラストを依頼したところ、快諾してもらったそうです」(業界関係者)

 このエピソードだけを抜き出してみると、大物漫画家とお笑い芸人兼ミュージシャンの並びは何となくサマになっているように見える。さらには、意外な芸術家肌の兄弟もいる。

 「俳優の伊勢谷友介は、ファッションデザイナーの山本寛斎と異母兄弟なのは有名な話です。山本は1944年、伊勢谷は76年生まれですから、実に32歳の年齢差になりますね。父親は腕利きの紳士服のテーラーとして活躍し、7回の結婚と離婚を繰り返した人物として知られます。その父親が50歳を過ぎて生まれた子供が伊勢谷でした。デザイナーと俳優と分野は違いますが、双方ともに父親のDNAを引き継いでいるともいえるかもしれません」(前出・同)

 芸能人と芸術家の組み合わせは意外なように見えて、己の才能で勝負をかける点では、根っこの部分では同じものを共有しているのかもしれない。

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