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75歳男、“身勝手な理由”で妻を殴り殺す 「家政婦と勘違いしている」怒りの声殺到

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画像はイメージです

 16日、妻の顔を殴って死なせたとして、愛知県名古屋市中川区に住む無職の男(75)が逮捕されたことが判明。その行動と呆れた動機に怒りの声が上がっている。

 逮捕された男は5月上旬、妻(64)の顔を殴り、鼻を骨折させるなどした疑い。16日午前7時、男が119番に「意識や呼吸がない」と電話をする。救急隊が現場に到着すると、妻は倒れ込んでおり、直ちに救急搬送される。しかし、すでに手遅れで、死亡が確認された。

 病院は妻の顔が腫れ上がっていることを不審に感じ、警察に通報。男に事情を聞いたところ、暴力を認め、傷害の疑いで逮捕した。警察は傷害致死での立件を視野に入れている。男は日常的に妻に暴力を振るっていた模様で、動機については「ご飯の支度をしてくれなかったから」などと話しているという。また、付近住民もDVを働いていたことを知っていたようだが、特に通報などはしていなかった模様だ。

 75歳にもなって「飯を作らない」という理由で妻に暴力を振るうとは呆れ果てる犯罪。そして、そのような理由で殴られ、殺された女性が不憫でならない。

 ネットユーザーからも「許せない」「妻を家政婦と勘違いしていたのでは?」「これで亭主関白ってか? 反吐が出る」「飯くらい自分で作れよ、偉そうに何様なんだよ」「こんな年寄り要らない」「もう奥さんの料理を食べることはできない」と男に対して怒りの声が噴出。

 また、被害女性については「長年連れ添った結果がこれってかわいそうすぎる」「我慢せずに別れる勇気を持ってほしかった」「この世代は夫の暴力を我慢してしまうんだね」「地獄のような日々だったのでは…」という同情の声もあった。

 昭和の時代は夫が妻を殴る行為が「亭主関白」などと言われることもあったが、暴力は犯罪につながる。しかし、男女問わず交際相手や配偶者からのDVは、「愛情」と勘違いし、我慢してしまう人も多く、今回の事件のような「最悪な結末」を迎えてしまうこともある。

 当然ながら暴力を受け続ければ、それがエスカレートして死につながることもある。我慢せず、警察に相談してもらいたい。

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