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平成も終わるから…なのか『芸能人告白本』がプチブームに

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提供:週刊実話

 女優の十朱幸代が先ごろ、都内で書籍『愛し続ける私』(集英社)出版記念トーク会を開催。かつて結婚目前とウワサされた歌手の故・西城秀樹さんに初めて言及した。

 2人は1989年のドラマで共演し、熱愛に発展。恋多き女優と13歳年下のスターとの交際は注目を集めた。

 十朱は破局に至った理由について「こちらも、あちらの両親も周りはみんな反対でした。年齢差なんですよね。そこを押し切ってまでの自信がなかった」と説明。本の中で西城さんの名前は伏せられているが、記者から相手が西城さんであることを確認されると、「ご家族があるから、他のファンの方が嫌がったりなさらないように伏せた」と暗に認めた。

 さらに西城さんが亡くなったことについては「お別れしてずいぶん時間がたっているので、心の中で『さよなら』って言ったくらいです」と語った。

 ところで、十朱のように最近、“告白”をするケースが増えている。

 11月9日には、1978年に猟銃自殺した俳優・田宮二郎さんのエピソードをまとめた本『田宮二郎の真相』(青志社)が発売。妻・柴田幸子さんが明かしたエピソードを著者・石田伸也氏がまとめている。

 また、同6日には、89年に亡くなった俳優の松田優作さんの最初の妻であった作家の松田美智子さんがAERA dot.のインタビューに応じ、優作さんを振り返っている。

 なぜここにきて“告白ブーム”なのか。
「十朱さんはデビュー60年、田宮さんは没後40年、優作さんは来年没後30年と区切りの年。そこに“平成最後”という言葉を加えて、編集側が口説いているのでしょう。それぞれの活躍を知っている世代も高齢化し、秘話に需要があるのは今しかないという事情もあるでしょうね」(芸能ライター)

 昭和は遠くになりにけりだ。

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