一般企業も注目の“ビジネス芸人”

お笑い 2015年02月04日 15時30分

一般企業も注目の“ビジネス芸人”

 今月10日に決定する『R-1ぐらんぷり2015』の決勝戦に、芸歴わずか4か月のアメリカ人・厚切りジェイソンが進出した。いきなり立つ晴れ舞台。彼のパーソナルな部分に注目が集まっているが、目を見張るのは、シカゴのIT関連企業の会社役員である点だ。このように、最近ではお笑いをやりながらも一般職で花開く、副業芸人が増えている。たとえば。

 タカダ・コーポレーションの、おやきくん。芸歴9年目で32歳の彼は、減量のために2年前、総合格闘技の門を叩いた。110sから80sにウェイトダウンしたことを境に、ダイエットではなく本気で柔術を習得。現在は試合に出場しており、失神KOも厭わない格闘技漬けの毎日を送っている。肩書きは、芸人ではなく総合格闘家を好んで名乗る。

 眼鏡とコミックギターが商売道具なのは、タカタ先生。ほとんどテレビに出たことがない彼は、現在32歳。芸歴7年だが、現役の高校教師で、数学を教えている。そもそも教員免許を持っていたことから、5年前の結婚を機に、2足のワラジを履くようになった。

 「たかくら引越センター」という会社の社長を務めているのはその名もズバリ、たかくら引越センター。高校時代、引越のバイトをしたのを機にその世界にハマり、芸人をやりながらも2年前に、会社を設立。プライバシーを完全守秘、安心・安全がモット−だけに、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの芸人の口コミによって、その噂がジワジワ拡散。今では、年間1,000件の受注を受ける大人気企業だ。

 若手芸人のラフレクラン・きょんは、芸歴3年目。大の子ども好きを生かして、ベビーシッターの仕事に励んでいる。舞台に立たない日を利用して、多いときには週7ペースで子育てに尽力するという。

 あごものまねがスマッシュヒットした、HEY!たくちゃん。ものまねしていた“ラーメンの鬼”佐野実(故人)の薦めで、“東京ラーメンショー”にエントリー。そこで優勝をしたことを機に、佐野がたくちゃんの本気を感じて、秘伝を伝授。逝去したあと、都内にラーメン店『鬼そば 藤谷』をオープンした。

 最後に紹介するのは、12年まで“大蛇が村にやってきた”というコンビを組んでいた、富山よしのぶ。ボストン大学、オックスフォード大学大学院、ペンシルベニア大学大学院を卒業したスーパー高学歴芸人は、芸人になったあとに副業で、輸入コンサルタントの会社を経営。“金持ち社長”としてテレビに採りあげられたこともあり、年収2,500万円に達した。東日本大震災以降は、NPO法人を立ち上げ、現在は、ロッツ株式会社の社長として陣頭指揮を執る。

 笑い、プラスアルファの才能を生かす芸人は、今後も続出するだろう。(伊藤由華)

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