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橋下徹、決断力は進次郎より上の自負

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提供:週刊実話

自民党幹部の1人は橋下コラムを踏まえ、こう分析する。

「老若男女の誰もが期待する若手政治家・進次郎氏の本性をバッサリ切り捨てる一方で、自分が再び政界に戻れば、進次郎氏よりはるかに決断力のあるリーダーシップが取れるという猛アピールにも見えます。つまり、橋下徹待望論をもう一度沸騰させたい思いが強いのでは」

 この進次郎批判とほぼ時を同じくして、橋下氏は前述した『政権奪取論』という刺激的なタイトルの本も出版した。
「橋下氏は来年、政権奪取か国政参加に動き出すアドバルーンとして、この本を出したのでしょう」(同)

 同書の中で橋下氏は、日本維新の会については一定の役割を果たし、創業とスタートアップには成功したとしている。だが、自民党と張り合える政党に成長できなかったのを残念がっており、その最大の理由を維新の議員は「野党のままでは死ねない」という必死の思いがなく、「いつの間にか小学校の学級会になってしまったこと」と橋下氏はボロクソに批判している。

 その上で強い野党、政権奪取可能な野党を作る方法論を説いているのだ。橋下氏はなぜ強い野党を求めるのか。
 別の自民党幹部は背景をこう指摘する。

「橋下氏は安倍首相との仲が良好であることも強調している。昨年暮れの12月28日も、都内のレストラン『WASHOKU蒼天』で松井一郎府知事、菅義偉官房長官らを交え会食するなど、安倍首相と頻繁に交流している。しかし、それだけ仲がよくても野党が弱く一強独裁になると、驕りが出ると指摘しています。森友・加計問題にも触れ、疑われること自体が安倍首相の脇の甘さ、一党独裁の弊害と批評。これでは日本の政治はダメになるというのが主論です」

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