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【あなたの地域の雑学】「尻洗いの石」に尻を向け「けつぴたし!」と叫ぶ!

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提供:週刊実話

 他人に相談するのが恥ずかしい病の一つ“痔”。大きく分けて、イボ痔と切れ痔があるが、デスクワークの増加により、最近では若い人の間でも増加傾向にあるようだ。

 そんな痔を何とかしたいと神様に頼りたくなるのは、今に始まったことではない。栃木県芳賀郡茂木町にある国神神社は、治療を司る大国主命を祭神とし、こちらでは“痔”の予防と治療の祈願を兼ねた『じかたまじない』という祭りが行われている。住民の高齢化や過疎化などで1998年に一度途絶えた祭りだが、2012年に14年ぶりに復活した。痔に悩む大勢の人がやってくるそうだが、面白いのはその祈願方法だ。国神神社の境内に集まった人々は、「尻洗いの石」と呼ばれる卵形の石に尻を突き出し、「けつぴたし!」と叫びながら上下にこすり付けるような動きを3回繰り返す。

 また「じかたまじない」では、「川で尻を洗い、卵を神に捧げた後にそれを食すと痔が治癒する」ともいわれており、儀式に参列した人はもちろん見学だけの人も、祈願後に神社に供えられたゆで卵をもらうことができる。これを家に持ち帰った後に食すことで、この奇祭のすべてが完了するというわけだ。

 “痔”という恥ずかしい病ゆえに、「じかたまじない」もひっそりと催されているのかと思いきや、今や茂木町の観光名物の一つにもなっているほどで、笑いを交えながらの楽しい祈願が行われている。痔に悩んでいるあなたも、同じ悩みを持つ仲間を見つけに今度の休みは茂木町に訪れてみては? 貴重な情報交換ができるかもしれませんよ。

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