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『幸福の科学』大川隆法総裁の息子・宏洋氏「害悪団体」と猛批判して名誉棄損で訴えられる

 宗教法人『幸福の科学』が大川隆法総裁の長男である大川宏洋氏に対して、約2000万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしたと発表した。幸福の科学によると、宏洋氏が動画サイトユーチューブにアップした内容が、著しく名誉を毀損するものだったという。同時に宏洋氏を懲戒免職処分にしたと発表した。

 宏洋氏は2017年12月に幸福の科学が運営するニュースター・プロダクションとタレント契約を満了し、幸福の科学の職員も退職。その後はフリーのタレントとして活動していた。そんな中、自身のユーチューブチャンネル、ネット媒体や月刊誌、週刊誌などに父・隆法氏を批判する内容の記事の寄稿や対談記事の掲載などをしていた。他には同教団に所属する清水富美加こと千眼美子と「あなた方は前世で夫婦だったので結婚しなさい」「父から『君と結婚させるためにこうした』と言われたんです」などと明かしている。この件に関して教団は反論。宏洋氏の発言はすべて虚偽であり、千眼との結婚は妄想であるとまで断言していた。

 訴訟を起こされた宏洋氏はツイッターを更新。
《父親に訴えられました。
2019年6月28日付で、実の父親・大川隆法から2000万円の名誉毀損訴訟を起こされました。父に訴えられた息子の、今の率直な気持ちを語ります》

 こうつづると同時に、自身のユーチューブチャンネルに動画もアップした。動画は異様なハイテンションで登場した宏洋氏が、動画投稿時にまだ訴状が届いていないことを前提に「恐らく清水富美加(千眼美子)関連、大川隆法のプライベートに関する名誉毀損だろう」と推測し、その上で「遅い」と一刀両断。返す刀でとっくに訴訟に対して備えていることを告白した。さらに「訴訟したところで誰が幸せになるの?」と問い掛けた。しかも幸福の科学についても「世の中の人を幸せにするようなことをしていない団体。なおかついっぱい家庭も壊しているし、間接的に人を殺しているし、人の人生をメチャクチャにしている害悪な団体」と猛批判をした。

 この宏洋氏のツイートと動画は大反響。ツイートは7月1日現在、約1万3千を超えるリツイートと約2万2千を超える“いいね!”がついた。動画再生回数は14万を超え、応援のコメントが多数投稿されている。

 匿名掲示板でも話題になり、
《死ぬほど草生えた マジなん?》
 などといったコメントの他、
《宗教者が法律に頼った時点で負けやろこれ》
《キリストよりも位の高いやつが司法つかうな》
《息子一人教化できなくて何か宗教だよ》
《エルカンターレのくせに訴訟起こすんか》
 など、宗教家が司法に頼るというギャグみたいな展開を面白がっている声も見られた。

 この件で一方の当事者である千眼美子は、ツイッターでもブログでも一切の発言をしていない。実際に裁判が起きたら証人として法廷に立つかもしれないが、そのときにどんな証言をするのだろうか。

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