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PL学園野球部出身の大阪府立高校教員が大麻所持で逮捕される

 もはや、前代未聞というべきか…。

 近畿厚生局麻薬取締部神戸分室は乾燥大麻を隠し持っていたとして、11月8日までに、大麻取締法違反(所持)容疑で、大阪府立夕陽丘高校(大阪市天王寺区)講師・九星亨(きゅうぼし・とおる)容疑者(25=同府河内長野市)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は10月29日早朝、自宅で乾燥大麻約0.5グラム(末端価格約3000円)を所持していた疑い。情報を得ていた分室職員が内偵していた。

 調べに対して、九星容疑者は「2年ほど前からヒップホップ音楽などを聞く時、リラックスするため使っていた」と容疑を認めているという。

 同校によると、九星容疑者は昨年4月から社会科の講師として勤務。野球部顧問を務め、生徒や保護者の信頼も厚かったという。九星容疑者は名門・PL学園の野球部出身で、05年夏の全国高校野球選手権大会の大阪予選ではベンチにも入っており、広島のエース・前田健太投手の1年先輩に当たる。杉山友重校長は「野球部の顧問として熱心に指導し、生徒から慕われていた。信じがたい気持ち」と話した。

 一方で、杉山校長は「教育公務員としてあってはならない行為で、まことに申し訳ない。信頼回復に取り組みたい」とコメントした。大阪府教育委員会は処分を検討している。

 逮捕後に杉山校長が、接見した際、九星容疑者は「生徒や学校に申し訳ないことをした」と述べたという。

 いくら、正規の教員ではないとはいえ、教職に就いている者が禁止薬物を使用していたとは言語道断だ。
(蔵元英二)

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