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新潟県警の巡査部長が同僚の捜査費を盗む

 新潟県警長岡署などは10月15日、同僚5人の机の中から捜査費を盗んだとして、県警生活安全部生活安全企画課長岡支所主任の男性巡査部長(36=同県柏崎市上田尻)を、窃盗の疑いで逮捕した。

 県警の調べに対し、巡査部長は「現金を盗んだことは間違いありません」と供述し、容疑を認めている。

 逮捕容疑は、1日午後6時から10日午後5時頃、同県長岡市上前島町上野の県警運転免許センター長岡支所内の事務室で、同僚の捜査員5人の机の引き出しから、現金計3万9000円を盗んだとしている。

 同支所では、毎月初めに捜査費が各自数千円ずつ配布されているが、10日になって、同僚の1人が、机に保管していた封筒の中の捜査費がなくなっていることに気づいた。職員全員に話を聞いたところ、14日になって、巡査部長が盗んだことを認めた。県警では、金の使い道や動機について調べを進めている。

 県警では13日にも、長岡署の男性巡査(23)が女子高校生(16)とみだらな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反で逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けたばかりで、不祥事が相次いだ。

 この事態に、県警警察本部の斎藤卓也首席監察官は「誠に遺憾であり、県民に深くお詫びします。2人の警察官が逮捕されたことを重く受け止め、速やかに再発防止策を検討し、信頼回復に全力を尽くします」とコメントしている。
(蔵元英二)

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