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【放送事故伝説】幻のショーケンの連続ドラマデビュー作

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萩原健一さん

 ザ・テンプターズのボーカルで、俳優としても活躍していた俳優の萩原健一さんが3月26日、GIST(消化管間質腫瘍)のため68歳で亡くなった。

 『太陽にほえろ!』、『傷だらけの天使』といったテレビドラマで、当時の若者に絶大な人気を博したその一方、私生活では2度にわたる離婚、大麻の不法所持、飲酒運転、恐喝未遂など4度にわたり逮捕されるなどトラブルが絶えなかった。改めて故人の冥福をお祈りしたい。

 さて、そんな萩原さんだが、実は代表作である『太陽にほえろ!』(1972年7月放送開始)の数カ月前、彼の俳優キャリアにおいて初レギュラーとなるテレビドラマが存在した。

 それがNHKで放送された『明智探偵事務所』である。

 本作は推理作家・江戸川乱歩の原作小説を下敷きにし、現代風のアレンジを加えたテレビドラマで1年間の放送が予定されていた。主人公である明智小五郎は夏木陽介が演じ、明智の仲間として佐藤蛾次郎、高橋長英ら個性的なキャストが集まり、萩原さんも仲間のひとりとして登場していた。

 このドラマは前述の通り、1年間の放送が決定していたが、「とある事情」により半年で放送が打ち切られてしまう。原因はショーケンの素行……ではなくなんと「低視聴率」だった。

 当時のNHKでは低視聴率による打ち切りは「異例のこと」であり、当時の新聞でも大々的に報じられた。

 NHKの説明によると「番組開始から視聴率が7〜8%と異常に低すぎる。この状況にスタッフも出演者も頭を悩ませていた」「それ以上、視聴者や出演者のみなさんに迷惑をかけられない」とし1年間の放送を半年で終わらせる決断をしたという。

 また、異常な低視聴率は撮影現場にも大きな影響を与えていたようで、主演の夏木陽介いわく「かなり険悪な状況」で撮影が続けられていたという。

 現在、『明智探偵事務所』のフィルムはNHKが保管していなかったため失われたドラマとなり、ショーケンにとっては「幻のデビュー作」となっている。

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