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掲載漫画炎上で『コロコロ』発売中止へ 過去の回収例は?

 『コロコロコミック』(小学館)の2018年3月号において、モンゴルの英雄チンギスハーンを揶揄する漫画が掲載された問題で、発行元の小学館は発売中止を発表した。返金対応も行うという。

 今回の一件は、元横綱の朝青龍がツイッターで怒りを表明したことで、広く拡散されたといえる。在日モンゴル大使館も日本の外務省に抗議を行ったほか、在日モンゴル人団体が小学館前でデモを行うなど国際問題に発展していた。こうした問題は過去にも起こってきた。

 「1995年には『マルコポーロ』(文藝春秋)に『戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった。』が掲載され、ユダヤ人の大量虐殺事件である『ホロコースト』を否定する内容であったため、アメリカのユダヤ人団体などから抗議を受けました。雑誌はこの号をもって廃刊となり、出版社社長と編集長が解任される事態にまで発展しました。この決定の背景には、当時の雑誌には大量の広告が出稿されており、問題を受けて収入がなくなることを恐れた出版社が利益を優先したためともいわれていますね」(週刊誌記者)

 国際問題ばかりではなく、国内を騒がせた例もある。

 「『FOCUS』(新潮社)の1997年7月9日号では、神戸連続児童殺傷事件(通称・酒鬼薔薇事件)の犯人だった14歳の少年の顔写真を掲載しました。これが少年法に抵触するとして、ほとんどの書店が販売を自粛しました。一部の書店では販売が行われ、写真がインターネット上に流出し話題となりました。この号を図書館で閲覧可能とすべきかをめぐって議論を呼び起こしました」(前出・同)

 いずれの出版物も、すでに流通したのちに問題となったものである。今回の『コロコロコミック』も、インターネットオークションなどでは高値で取引されているため、完全な回収は難しそうだ。

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