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下着物色中に見つかり車で逃走図るも3人に衝突

 下着を物色したばかりに、住居侵入、自動車運転過失傷害、酒気帯び運転と、まさにトリプルの犯罪となった。

 福岡県警は5月9日、下着を盗もうと住居侵入して家人ら3人に見つかり、逃走しようとして車で3人に衝突したとして、自動車運転過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、建設作業員・下青木実容疑者(53=同県大野城市乙金東)=住居侵入罪で起訴=を再逮捕した。

 逮捕容疑は、4月1日午前1時10分頃、同県須恵町の道路で、酒気帯びの状態で軽乗用車を運転。停止させようと立ちふさがった須恵町の自営業男性(40)、無職女性(37)、女子高校生(16)の3人に次々と衝突した疑い。3人は軽傷だった。

 県警によると、下青木容疑者は現場近くの男性会社員(62)方の敷地で、下着を物色しようとしたところを3人に見つかり、車で逃走しようとしたという。

 自営業男性が車から、下青木容疑者を引きずり出し、県警が住居侵入容疑で現行犯逮捕するに至った。

 下青木容疑者からは、呼気1リットル中0.4ミリグラムのアルコールが検出され、道交法違反(酒気帯び運転)も容疑に加わった。

 下青木容疑者は「(3人が)よけてくれると思った」と供述している。

 それにしても、下着泥棒をはたらこうとしたばかりに、見つかってさらに2つの罪を重ねるとは、なんとも愚かな話である。なにより、容疑者の車と衝突した3人に大ケガがなかったのは、不幸中の幸いだった。
(蔵元英二)

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