聖書の巨人は実在した!?ダビデに倒されたゴリアテの骨

ミステリー 2019年11月02日 23時00分

聖書の巨人は実在した!?ダビデに倒されたゴリアテの骨画像はイメージです

 聖書の中に登場する有名なエピソード、ダビデ王とゴリアテの戦い。「第一サムエル記」第17章によると、当時は羊飼いだったダビデが兄に食料を届けようとイスラエル軍の陣営を訪れた際、ペリシテ軍の巨漢の戦士であるゴリアテが「一騎打ちで負けたならばイスラエルはペリシテの奴隷になれ」と言ったことに憤る。そして手にしていた羊飼いの杖と投石機、5つの石でゴリアテに挑み、見事に倒したという話である。このゴリアテは身長が約2.9メートルもあったとされており、巨漢どころか巨人と言える大きさだ。

 そんな巨人ゴリアテの骨が存在しており、しかも埋葬されているかもしれないという発表があった。

 この研究結果を発表したのは牧師のボニー・ネルソン氏。聖書の研究の結果、ゴリアテの身長は実際には約2.1〜3メートルと計算できるとし、おそらく強大な敵であることを印象付けようと、身長を「盛った」のではないかと考えている。そして、最終的にダビデはゴリアテの首を取った後、イエス・キリストが処刑された地でもあるゴルゴダの丘に埋葬したという。

 この説について、ユダヤ系クリスチャンの思想家であるケン・アンミ氏は、「ゴリアテはガテの街出身であり、ゴルゴダの地名も彼の名前と出身地を合わせた複合語である可能性がある。ゴルゴダは『頭蓋骨』を意味しており、最初の人間であるアダムの骨が埋められていると言われているが、ゴリアテの首が埋められたという事実を踏まえたものとも考えられる」と語っている。

 今年の初め、ゴリアテの故郷であるガトを発掘した考古学者は、聖書の戦いの時代にまでさかのぼる新しい遺跡の層を発掘している。イスラエルのバー・イラン大学の発掘ディレクター、アレン・マエア氏は、「鉄器時代初期、紀元前11世紀頃の遺跡から、かなり大きな規模の都市だったことが分かった。新しく発見された要塞は高さ3.9メートルあり、後期の壁の高さが最大2.4メートルであることを考えるとかなり大きい。また、構成するブロックも大きいものが多いため、ゴリアテの伝説は当時、この街の規模がかなり大きく隆盛を誇っていたことから来たのかもしれない」と語る。

 果たして、聖書の巨人は今もゴルゴダの丘に眠っているのか。さらなる発掘調査が必要であると、専門家たちは述べている。

(山口敏太郎)

参考記事
Bible bombshell as 'David vs Goliath skull found where Jesus was crucified'
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/bible-bombshell-david-vs-goliath-20649333

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