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東京新聞の名物女性記者原案の映画に参院選直前の官邸が激怒

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提供:週刊実話

 現在公開中の映画『新聞記者』に首相官邸が神経をとがらせている。同映画は、東京新聞の望月衣塑子記者の著書が原案。権力に立ち向かう望月記者の“天敵”とされる菅義偉内閣官房長官が、参院選への影響に危機感を募らせているという。

 「映画は6月28日に全国公開された。夏の参院選は7月4日公示、21日投開票。年金2000万円不足問題で国民の信頼を失った自民党にとって、映画『新聞記者』の公開は予想以上のダメージを与えるかもしれません。“令和おじさん”菅官房長官が内閣情報調査室に命じて“望月潰し”を画策するという噂も流れていますよ」(映画ライター)

 東京新聞の望月記者は、政府の記者会見で菅官房長官に舌鋒鋭く質問する姿が注目されている気鋭の新聞記者だ。彼女は昨年10月に『新聞記者』(角川新書)を出版。著書の取材先として、森友学園問題を追及したジャーナリストの菅野完氏、加計学園問題で官邸の圧力を告発した文部科学省元事務次官の前川喜平氏、官邸サイドにレイプ事件をもみ消されたと告発したフリージャーナリストの伊藤詩織さんら、反安倍政権の急先鋒たちが協力している。

 「映画も告発スタイルを取っており、韓国の若手トップ女優のシム・ウンギョンが東都新聞の吉岡記者役、政敵のスキャンダルを捏造するよう命じられ苦悩する内調の官僚役を松坂桃李が演じている」(映画関係者)

 同映画は、大学の新設計画を巡る極秘情報を知らせるファックスが届くところから始まり、内調の工作や疑惑問題に関わった人物が自殺する…安倍政権を揺るがせた森友学園問題や加計学園問題を彷彿とさせるストーリーになっている。

 「主人公の吉岡記者がパソコン画面を閲覧していると、望月さん本人が登場する対談番組が映し出される。対談の司会は朝日新聞の南彰・新聞労連委員長が務め、望月さんと前川さんが対談し、メディアや内調について暴露する。これには首相官邸も激怒、とりわけ菅官房長官はカンカンだったようです」(政治担当記者)

 望月記者と菅官房長官の場外バトルが勃発した。

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