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期待値が高すぎる木村拓哉

 15日にスタートした元SMAP・木村拓哉主演の「A LIFE〜愛しき人〜」。初回平均視聴率は14.2%を記録したが、マスコミや視聴者からは厳しい声が上がっている。

 SMAP解散後、初のドラマ主演ということもあり、各方面から注目を浴びていた同ドラマ。木村主演、医療ドラマ、豪華キャストなど、高視聴率を叩き出す要素は揃っていたが、思うように視聴率は伸びなかったとの見方が強い。

 ネットニュースでは、「自己最低視聴率」「イマイチ」「制作陣が青ざめる」などネガティブなタイトルが目立っており、ネット上でも「ウザい」「つまらない」「木村が限界」など批判的な意見が目立っていた。

 一方、元SMAP草なぎ剛主演の「嘘の戦争」(関西テレビ)は初回平均視聴率11.8%、吉高由里子主演の「東京タラレバ娘」は初回平均視聴率13.8%を記録。木村のドラマよりも視聴率は低いが、ネットニュースには「好発進」「高視聴率」などのポジティブなタイトルが目立っており、ネット上でも評価はまずまずだった。

 「A LIFE〜愛しき人〜」は今クールの民放ドラマでは視聴率暫定1位となっており、通常ならば高い評価を得るはずだが、なぜここまで厳しい見方をされるのだろうか。

 「ズバリ、スーパースター木村拓哉だからです。ドラマに出れば高視聴率を叩き出してきたが故に、周囲の期待も高くなっている。ハッキリ言えば、草なぎも吉高も木村レベルに達していない。そもそもステージが違うわけですから。木村のドラマは視聴率20%ぐらいが目処になっているので、期待がかけられすぎている。ある意味、かわいそうですよね」(テレビ誌編集者)

 スーパースターの木村なだけにプレッシャーもかかるところだが、逆にスーパースターだからこそ、この逆境を乗り越えることができるかもしれない。

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