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男性が会議で決める“女性目線”に違和感 マツコ「その言葉が女性差別」

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マツコ・デラックス

 4月11日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスが“女性目線”を求める企業を厳しく批判した。

 番組中、20代女性からの投稿が紹介された。「男性が多い職場のため『女性的にどう?』と女性目線の意見を求められる機会が多いが、正直何が女性目線なのかよく分からず困っている」というものだ。

 マツコは「この業界(テレビ界)がまさしくそうじゃん」と声を上げた。「各局の会議で毎日のように『女性目線』って出てきてる。そこで語られてる『女性目線』って、男の人が想像して『おそらく女性はコレを求めているであろう女性目線』じゃん」と女性の考えを考慮に入れず、男性が女性の反応を期待して考える視点が現状の「女性目線」だと指摘した。

 マツコは続けて「『女性目線』って言葉が女性に対する偏見や差別の上にできてる。男性目線も同じだよね」とバッサリ。「男性目線」「女性目線」という言葉そのものが差別的だとした。「女の人がイイと思うものは男の人もイイって思うし、女の人がイヤと思うものは男の人もイヤだと思う」と、物事に対する評価は性別に関係ないと主張。性別で分けて議論することへの違和感を口にした。

 ネット上では「マツコさんの意見ナイス」「思ってることをズバって言ってくれた」「会社の上司にも言ってほしい」と、マツコを称賛する声が多く寄せられた。

 また、マツコは過去にも『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、「男の世界に合わせられる女の人じゃないと(現代社会では)平等にならない」「女性が男性に合わせることなく(その場に)いられることが本当の男女平等」と発言し、男性中心の労働環境を批判していた。

 企業はマーケティングリサーチに励む前に、自社の労働環境に対する「女性の目線」を意識する必要があるのかもしれない。

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