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【DeNA】やっと燕に勝ち越し!CSへ”熱く立ち上がる”ベイスターズ魂!

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ラミレス

☆負けられない戦い

 ここまで7勝12敗と大きく負け越している、苦手スワローズを本拠地横浜スタジアムに迎えての3連戦。この3連戦も負け越すようなことがあると、CS進出はますます厳しくなることは間違いないが、先週は月曜は休み、火曜は雨天中止、水曜は東で快勝し、木曜は移動日と、日程にも余裕があったことは好材料。東急、みなとみらい線もこの3連戦を応援すべく、特別車両を運行させるなど、街ぐるみでベイスターズの勝利を盛り上げるイベントも実施。ラミレス監督も常々口にする「目標は2位」に向けて一丸の戦いを見せたいところだ。

☆執念の勝ち越し

 金曜日の初戦、”ハマの宇宙人”井納翔一が先発。いきなり初回の先頭打者坂口の打球が右足の甲を直撃し、緊急降板かとも思われたが、「逆に力が抜けた」との”異能”なピッチングで7回無失点の好投を披露。打線も7回に桑原のタイムリーで均衡を破ると、8回には宮崎、ロペスの連発で追加点を挙げる。最終回にストッパーの山崎康晃が、無死満塁の大ピンチを迎えるも1点に抑え、4‐1で逃げ切った。

 土曜日は前日の勢いそのままに、初回からロペスの3ランで先制する。しかし、先発の今永昇太がピリッとせず、5回持たず3失点で同点に追いつかれKOされる。その裏、”救世主”ソトがセンターバックスクリーンに、特大3ランをぶち込み再び3点差に引き離すが、自慢のリリーフ陣が踏ん張れずズルズルと失点。9回にはパットンが、雄平にこの日2本目の決勝ホームランを打たれ、6‐7で後味の悪い敗戦を喫してしまった。

 日曜日は平良拳太郎が先発。初回に甘く入ったスライダーを山田哲人にホームランされ、嫌なムードがハマスタを包み込むも、その裏1番桑原の2ベースから4番筒香まで4連続ヒットで逆転。3回には宮崎のソロも飛び出し試合を優位に進める。5回2アウトを簡単に取るも、上田のヒットから山田に2ランを浴び1点差に迫られる。しかし、平良と同郷沖縄出身「タコライスコンビ」の女房役嶺井の3ランで突き放すと、リリーフ陣が昨日のリベンジ果たす無失点リレー。7‐3で快勝し、初めてスワローズ相手に、7カード目にして勝ち越しを決めた。

☆正念場の終盤戦

 この3連戦から、練習時にお揃いのTシャツを着用しているベイスターズ。開幕時にお目見えした”B"のロゴが、歴戦の為に傷ついているデザインが胸に大きくプリントされ、背中には監督、コーチ、プレイヤーはもちろんのこと、チームスタッフまでが名を連ねているものだ。また、ラストスパートへ用意されたスペシャルムービーのテーマは「熱く、熱く、立ち上がる」。それは逆境の際、応援団が選手を鼓舞するときに演奏される「ライジングテーマ」からのインスパイア。CSへ向け、3位のジャイアンツまで4ゲーム差。諦めている者は誰もいない。

取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘

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