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次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol24 永野)

 とらえどころのないパーソナルな部分と、稚拙と思えた次の瞬間、笑いがこみ上げてくるネタ。年末年始、まさに「次クル!」と多方面で推奨された永野。脳のなかを分解しよう。(伊藤雅奈子)

 −−年始にはついに、『さんまのまんま』(関テレ・フジ系)で今田耕治さんがおススメする芸人に選ばれましたね!

 永野「あの番組って、事前にネタの映像を送るんですけど、僕、パーティーグッズの覆面を被ったんですよ。今田さんはそれ観て、『こいつ、卑怯や。芸歴18年(当時)でパーティーグッズ? こいつを呼ぼう!』ってなったんですって。今までも、少〜しはテレビに出たことがあるんですけど、恐怖、ビビリしかなかったんですよ。でも、今回はうれしい、楽しい、やったー! しかなかったですね」

 −−明石家さんまさんの前で、ネタをするというのに?

 永野「あまりにも売れてないんで、もうテレビなんか嫌いだっつって、最近テレビを観てないんですよ。毎週さんまさんを観てたら緊張したんでしょうけど、“やったろ感”のほうが強かったですね」

 −−年末年始に“2014年のブレイク芸人”として、数本テレビに出演しました。その余波は?

 永野「もうすぐ、『R-1ぐらんぷり』ってあるじゃないですか。あれで結構いいとこまで行かないとなって思いますけどね。“大優勝”っていう、初の形を狙ってます。準決(勝戦)でぶっちぎりすぎて、決勝は2時間、僕のネタだけ…って夢を、自分より弱い立場の芸人に語ってるんですけど(笑)。今年は、歌ネタのなかでもわかりやすいものにしたんで、ちょっと(決勝進出が)ありますね」

 −−ちなみに、覆面を被ったネタを『ももクロChan』(テレビ朝日系)で披露した際、ももいろクローバーZは爆笑していましたね。

 永野「あれも、アドリブで急きょ芸人さんのネタショーをやりましょうってことになって。それまでに、歌ネタを5曲ぐらいやってたんで、どうしようと思ってやったら、こっちのほうがウケちゃって(笑)。ネタって、そういうもんなんです。覆面のは、単独ライブで2時間ぐらいマスク被ってたら疲れちゃって、そのまま呼吸したらマスクごと呼吸しちゃって、それでできたとか。歌ネタも、できたのはTSUTAYAの便所ですからね(笑)」

 −−最後に、期待がかかっている今年の目標を聞かせてください。

 永野「19年もやってると、復讐心しかないですね。めっちゃ金持って、ただのタレントになることが復讐だと思っているので、人間ここまで変わるんだっていうのを教えたいですね。お笑いを愛してる人から、ここまで嫌われるかねっていうぐらい、嫌われたいです。いっさいネタをやらず、ポップなCMに出て、六本木で若い人とパーティーして、歯も全部インプラントにして、レジャー感覚でタトゥもいれて、傷がつかない程度に逮捕もされて(笑)。お笑い界の裏切り者になりたいです」

【プロフィール】‘74年9月生まれ、宮崎県出身。グレープカンパニー所属。1995年デビュー。

(この連載は次回、2月の最終週に更新予定)

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