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『白衣の戦士』、最低視聴率記録も意外な需要? “水曜日にちょうどいい”ワケ

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中条あやみ

 水曜ドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)の第4話が8日に放送され、平均視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。第3話の9.3%からは0.9ポイントのダウン。2週ぶりの放送となったが、最低視聴率を記録してしまった。

 元ヤンの新人ナース・はるか(中条あやみ)と婚活中の先輩ナース・夏美(水川あさみ)を中心にナースコメディが描かれている本作。第4話では、看護師長・本城(沢村一樹)の娘が虫垂炎で入院してくるが、娘は自由気ままなギャルで、はるかと夏美は手を焼いてしまい――という展開が描かれた。

「放送前から90・00年代の大ヒットドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)との類似点が指摘されたり、中条あやみの演技力にも苦言が集まっていた本作。第4話でも、『高校生の文化祭レベルの学芸会みたい』『再現VTR並みのクオリティ』『演技も脚本も演出もここまで酷いドラマもなかなかない』といった批判の声が殺到しています。前枠の『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)はタイムリーな話題も多く称賛を集め、視聴率も全話で10%台をキープ。それだけに、本作の低視聴率がより目立っているという状態になっています」(ドラマライター)

 しかし、一方では意外な需要も聞かれているという。

「医療モノではなく、病院を舞台に人間関係が描かれているということもあり、『頭使って見なくていいから楽』『コント見てる感覚で見れるから流し見できていい』といった評価も少しずつ集まり始めています。放送される水曜日といえば、多くの会社員たちにとって週の折り返し地点。疲れも溜まり始めている頃ということもあり、気楽に観ることができる『水曜日にちょうどいいドラマ』として需要が高まりつつあるようです」(同)

 一部では、「中条あやみの演技の下手さもよりドラマを面白くしてる」「気楽に見れるからむしろ大根でいい」という声も集まりつつある本作。今後にも期待したい。

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