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“売国奴”を調べる『親日人名辞典』こんなものまで作る韓国の「親日憎し!」

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提供:週刊実話

 大韓帝国最後の皇太子で、日本の王族だった李垠(イ・ウン)の侍従武官だった安秉範(アン・ビョンボム)大佐という軍人は、戦後、韓国で首都防衛を任された。ところが朝鮮戦争が勃発、北朝鮮軍の猛攻撃によってソウルは陥落、安秉範はその責任を取って割腹自殺を果たす。

 朝鮮戦争では李承晩大統領が真っ先にソウルから逃げ出し、しかも敵が追い付けないように橋を爆破、そのために逃げ遅れた多くのソウル市民が犠牲となっている。軍のトップが早々と敵前逃亡した一方で、旧帝国軍人だった安秉範は最後まで自分の任務を遂行したわけだが、現在の韓国では、旧日本軍で大佐まで昇格したことから「親日人名辞典」にその名が刻まれ、売国奴扱いされている。
「そもそも当時の韓国軍は旧日本軍だった将校や兵士を採用しておらず、それが弱さの原因だったのです」(軍事ライター)

 また、旧日本軍時代に多くの軍功を立て、戦後は北朝鮮の侵攻を予知していた旧日本軍人に、金錫源大佐(韓国陸軍少将)がいる。朝鮮戦争では軍部の要請で、首都師団長として現役に復帰し、金師団長の下には元日本兵である韓国人が全国から集結した。
「北朝鮮軍は金錫源を最も恐れていたといわれ、鎮川で交戦した北朝鮮軍第2師団長の崔賢は『いかん。やつとぶつかった』と嘆いたという逸話があるほどです」(同・ライター)

 まさに“救国の士”だが、そんな金錫源も現在では「親日人名辞典」に入れられている。また各地の小学校には彼の銅像が建立されたが、親日のレッテルが貼られたことで全部破壊されている。

 その一方で、日本と敵対した人物は、例外なく義人扱いだ。閔妃(明成皇后)が“悲劇の王妃”として、ドラマなどで美化されているのはその端的な例だ。
「閔妃は1895年10月、日本の三浦梧楼を首謀者とする一団が王宮になだれ込み、反日派だった閔妃を殺害したといわれていますが、その実態はよく分かっていません。一説では、閔妃と嫁舅(よめしゅうと)の争いを繰り広げていた興宣大院君が暗殺の黒幕だったといわれていますが、いずれにせよ、閔妃は王宮内で政争に明け暮れ、浪費によって李氏朝鮮の財政を破綻状態にまで追い込んだ張本人として、つい最近までは韓国でも『悪女』の代名詞のような存在でした。でも『日本軍に殺された』という悲劇的なストーリーがでっち上げられ『国母』のような扱いを受けるようになったのです」(韓国ウオッチャー)

 強盗殺人を犯した過去があり、多くの同士をテロで葬った金九などは、「3・1独立運動」失敗後、上海で大韓民国臨時政府主席に就任して日本に宣戦布告を行った英雄とされるが、日本と戦っていた中華民国さえ彼も臨時政府も認めていない。それが、現在では「抗日活動家だった」という理由から、義人として顕彰されている。また「親日人名辞典」の編集を命じた盧武鉉元大統領などは、リンカーンと並び称されている。米国もビックリだろう。

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