法廷には、麻世、カイヤの双方が証人として出廷。しかし、カイヤが精神面の不安定を理由に一時退廷し、審理はそれぞれ単独で行われる異例の展開となった。
審理では、双方の暴力行為や不倫を巡り、主張は真っ向から対立。麻世側からは、「カイヤの運転する車にはねられた」「カイヤが宿泊先のホテルで暴れ、ホテル側から多額の賠償請求をされた」「不倫を巡るケンカの揚げ句、自宅マンションから閉め出され、駐車場の車中で夜明かしするハメになった」など、カイヤのDVエピソードが次々に飛び出す。大阪・枚方市に住む麻世の関係者はこう語る。
「このままでは麻世がかわいそう。カイヤはほんまの鬼嫁で、怒って暴れ出したら何するか分からない。裁判所でカイヤは『精神的に不安定になるから』という理由で(麻世とは)対面しなかったけど、あれは多分、弁護士のアドバイス。対面していたら、また大変なことになっていたかも分からんからね。家政婦さんが証言しているけど、彼女もカイヤを怖がっているから、割り引いて聞いた方がいい」
さらに麻世が裁判で主張したカイヤのエピソードの詳細をこう語る。
「ホテルや自宅マンションで暴れたときの賠償なんかも全部、麻世の側で出しているんですよ。名古屋で公演中止か? というぐらいの大ケガさせられたときも大阪からみんなで駆け付けた。もうここらで別れるべきですよ。ここまでナゼ離婚しなかったのかといえば、それは麻世が甘かったのと、カイヤも麻世と一緒にいることで、世間の注目を浴びていたいからでしょう」(同・関係者)
カイヤ側はこれを否定するとともに、自分も麻世のDVに苦しめられていたことなどを挙げ、全面的に反論。この夫婦ゲンカ、どちらの訴えが正しいのか。注目の判決は2020年2月に下る。