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キムタクの主演ドラマに追い風? 予算オーバーでも期待の声が高まっているワケ

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 木村拓哉が主演する10月スタートのTBS系ドラマ「グランメゾン東京」がこのほど、仏・パリでクランクインしたことを、各スポーツ紙が報じている。

 同ドラマは、店も仲間も失った木村演じる型破りなシェフが、鈴木京香演じる女性シェフと出会い、どん底から世界最高の三ツ星レストランを目指して、シェフとして再生していく姿を描く。

 各紙によると、パリで撮影が行われたのは、主人公がパリに自身の店を開いていた頃のシーンと、その後に転落人生を味わい、女性シェフと出会う重要なシーン。

 ミシュランガイドの全面協力もあり、パリに9店しかない三ツ星レストランの中でも、最も予約が取れないことで知られる超高級レストラン「ランブロワジー」でロケを敢行。同店でドラマの撮影を行ったのは、世界で木村が初めてだというのだ。

 「放送される日曜午後9時のドラマ枠は、TBSが最も力を入れているが、パリでロケを行ったことで、明らかに通常よりも予算オーバー。木村の主演ドラマはある程度視聴率が見込めるので、予算が通ったようだが、制作費に見合うだけの視聴率がゲットできるかが注目される」(テレビ局関係者)

 木村の前作の主演ドラマは昨年1月期のテレビ朝日系「BG〜身辺警護人〜」で、全話の平均視聴率は15・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったが、今作にはいろいろと“追い風”が吹いているようだ。

 「同じ枠の前作が高視聴率だと、次回作での“視聴者離れ”が懸念されるが、放送中の『ノーサイド・ゲーム』は最高が13%台で、そこまで数字が取れているわけではない。また、今年公開されたキムタクの主演映画『マスカレード・ホテル』は興行収入46・4億円を記録するヒット作となった」(芸能記者)

 SMAP解散後はかなりイメージダウンしてしまった木村だが、徐々にイメージアップしているようだ。

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