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片付け術のこんまり、米国で炎上中? オンラインショップを開設するも厳しい声「捨てろというのは買わせるため?」「自分の欲望を片付けて」

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近藤麻理恵

 片づけコンサルタントとして活躍する「こんまり」こと近藤麻理恵氏が17日、雑貨やファッション製品など100以上のアイテムを販売するオンラインショップをアメリカで開設した。このニュースをアメリカの『ニューヨーク・ポスト』が近藤氏を揶揄する記事で紹介しているようだ。

 効率的な片付けの達人として、世界的に高い知名度を誇る近藤氏は、以前から「片づけをすることで、人生が変わる」と説明している。近藤氏のオンラインショップで販売されているアイテムには、206ドル(11月19日現在・約2万2387円・以下同)の革製ルームシューズ、42ドル(約4564円)のフラワーブーケトートバッグ、275ドル(約2万9886円)の真鍮製キッチン用品ホルダーなど、高価な片付け用のグッズが並んでいる。最も安価なものでもセラミック箸ホルダーが8ドル(約869円)で売られている。

 こういった価格設定が、「『ときめき』がないものは捨てろ」と提唱しながらも、高価な商品を買わせようとしているように映ったようで、米国人から批判的なコメントがツイッターに寄せられている。

 「スペースを節約する家具、収納ボックスなど、整理整頓に役立つものを販売しているなら、全部買います。しかし、いったい誰が55ドル(約5977円)のフードトレイを購入するのですか?」「何を片づけるかを我々に伝えるのではなく、まずは自分の欲望を片づける必要がある」など高価なグッズを販売する近藤氏を批判するコメントが多く見られている。その他にも「この指圧スティックが12ドル(約1303円)だって?ありえない」と、片づけとは関係のない雑貨にも批判の矛先が向けられている。

 この騒動について、ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が19日、ツイッターで言及。「こんまりさんの通販サイトではマッサージャーの棒も販売。これがアメリカでツボってしまっているようです」と、オンラインショップで売られている木製の指圧スティックを揶揄する形でツイート。続けて「まあ、ある意味こうなることは宿命だったかも」ともツイートしている。

 近藤氏がアメリカに拠点を移したのは2014年のこと。日本で2010年12月に出版した『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)が国内で100万部を超えるベストセラーとなり、結婚を機にアメリカに移住している。現在、『人生がときめく片づけの魔法』は、世界40カ国以上で翻訳出版され、2019年1月1日からは、近藤氏が米国の家庭を訪問し片づけ法を伝えるドキュメンタリー番組『KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜』がNetflixで放送され、大きな反響を呼んでいる。

 片付けのスペシャリストとして世界的に知名度を上げた近藤氏であるが、このECショップに関しては賛否を呼んでいるようだ。

記事内の引用について
モーリー・ロバートソンの公式ツイッターより https://twitter.com/gjmorley

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