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主婦が主婦仲間を包丁で滅多刺し! 恐怖の隣人トラブル、きっかけは…【背筋も凍る!女の事件簿】

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画像はイメージです

 古今東西、人間が住む場所には「隣人トラブル」が絶えないものである。

 今回ご紹介するは1976年(昭和51年)、東京都練馬区の住宅街にて発生した猟奇事件である。この住宅街に住むごく普通の主婦・小柳雅子さん(仮名・40歳)が惨殺死体になって発見されたのは1月28日の昼下がりのことであった。小柳さんの死体は包丁のようなもので滅多刺しにされた挙句、全身に切り傷が140か所。手首も切断されており、顔は既に小柳さんかどうか分からないほどグチャグチャにされていた。

 犯人はすぐに見つかった。小柳さんのすぐ隣の家に住む、主婦仲間の望月信子(仮名・47歳)が殺人罪の容疑で逮捕されたのだ。望月は自宅で血まみれになりながらコタツでテレビを観ており、特に抵抗もしなかった。望月も小柳さんと同じく、どこにでもいるごく普通の主婦であり、とても人を殺めるような性格ではなかった。ではいったい何故、彼女は小柳さんを殺めてしまったのか?

 事件が起こる前、二人は良好な近所付き合いを行っていた。ところが数年前、望月家が庭に小さなプレハブ小屋を建てたところ、小屋の一部が小柳家の敷地内に侵入していたことからクレームが付き、それから望月家・小柳家の関係はギクシャクし始め、疑心暗鬼状態に陥ってしまった。そして、精神的に追い詰められた望月は包丁を持って小柳家に急襲。一心不乱に彼女の体を斬り裂いたのだ。

 小柳さんを殺した直後の望月の心の中は、恐ろしいほどの充実感に満たされており、彼女は普段の生活に戻るため、返り血を浴びたまま隣の自宅に帰って行ったのだ(凶器である包丁はコタツの中に隠した)。しかし、望月の頭の中には、さっき殺したはずの小柳さんの顔がずっと消えずに浮かび上がっており、「呪って出てやる!」という声がどこからか聞こえてきた。

 それは小柳さんが息絶える瞬間、望月に叫んだ断末魔でもあり、その声がどうやっても頭にこびり付いて離れない。日常生活に戻りたい望月はテレビを観て落ち着こうとしたが、効果はない。そうこうしているうちに警察が望月家に突入。逮捕となった。

 些細なことから始まった隣人トラブルは、最悪の結末を以って「終戦」となった。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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