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ジャニーズの命運を握るタッキープロジェクト始動

 「まさにジャニーズ事務所の再生は、あの男に託されたと言っても過言ではない。創設者のジャニー喜多川氏もこうした事態を想定して抜擢したんだと思います」(キー局編成幹部)

 『SMAP』、『嵐』という2大看板を失うジャニーズ事務所にとって大きな課題となるのが、次世代を担うアイドルグループの育成だ。この大プロジェクトを託されたのが、所属タレントの人事権をすべて掌握する系列会社『ジャニーズアイランド』の代表取締役社長に就任した“タッキー”こと滝沢秀明(36)だという。

 「タッキーは社長に就任すると、さっそく“骨太のアイドル育成戦略”の比喩を使い、原点回帰を指示したんです。昨今は、歌や踊りに力を入れるよりも、手っ取り早く稼げる情報&報道番組のキャスターに据えようという風潮が強かった。これを見直し、再度、天下無二のアイドルを育成して原点に還ろうという意味です」(ジャニーズ関係者)

 ジャニーズ事務所内ではタッキーの原点回帰プロジェクトに対し、多くの異論の声も上がったという。
「だが、タッキーは毅然とした態度で『僕だからこそ、やれる改革を行う』と、その場にいた幹部らを一喝したそうです」(芸能事情通)

 こうして本格始動したタッキープロジェクト。今回、滝沢社長のお眼鏡に見事、叶うことになったのが昨年5月にデビューした『King&Prince』(以下キンプリ)だ。ジャニーズ事務所は今後、全勢力を使ってバックアップしていくことを決めたという。

 「PR費に1億円。年間じゃなく、月ベースでの金額です。さらにヤル気を上げるため、売り上げの10%をメンバーに還元するインセンティブボーナスも設定するそうです」(芸能事情通)

 ちなみにキンプリの月収は、メンバー全員で10万円にも満たないのが現状という。タッキーの改革によって、大逆転が起きるか!

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