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欅坂46 感慨深く「この一年あっという間」

 グループが歩んだ成長の軌跡、そしてメンバーが努力し続けることで起こした奇跡をゲームでたどる欅坂46初の公式ゲームアプリ「欅のキセキ」のリリース&新CM発表会が19日、都内で行われた。

 会見にはメンバーの小池美波、小林由依、土生瑞穂、尾関梨香、石森虹花、菅井友香、守屋茜、長濱ねる、渡辺梨加、渡邉理佐が出席。商品に関連した新CMなどが発表されたほか、会場では実際にメンバーがゲームをプレイするなどして商品をアピールした。

 新CMは、パズルゲームバージョンとして「遊んでみた」編とドキュメンタリーバージョンとして「私たちは進んでいく」編と「みんなに出会えて良かった」編の3本が制作され、ドキュメンタリーバージョンでは過去の欅坂46のMVロケ地をメンバーが訪れるという内容。

 小林は、「6月くらいにたくさんボイスなど含め撮影させてもらっていて、それを今、ゲームで聞くと不思議な感覚になります」としみじみ。「デビュー曲の『サイレントマジョリティー』は渋谷のビルの建設現場でMVを撮ったんですけど、今でも思い出深い場所。でも、今回撮影に行くと当時とは違って、すでにビルが建っていて、もうあの景色を見ることができないんだなって」と感慨深げに述懐。

 長濱も「今回、いろんなMVの撮影現場へもう一度行って、そこへ行くといろんなことを思い出しました」と感想を述べ、「楽屋で遊ぶシーンでは、みんなでわいわい。セリフとかも決まっていなくて、演技もアドリブな感じ。アドリブは苦手だけど、みんなとそんなふうにわいわいやりながら撮るのは初めて。気負わずにできました」とにっこり。

 渡邉も「過去のMVと同じ場所で撮影を行ったので懐かしい場所がたくさん。ゲームと一緒にCMの映像も楽しんで欲しいです」とコメント。菅井も「自分のスマートフォンで自分たちのゲームをするのはすごく不思議な感覚。たくさんの人にこれを通じてわたしたちの軌跡を知って欲しい」とアピールすると、渡辺は結成からこれまでの自分たちの歴史について述べ、やはり感無量の表情。「すごく懐かしくてこの一年あっという間だったなって思います」と話していた。

取材・文=名鹿祥史

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