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元巨人・小田氏、先輩・桑田氏に「この人おかしくなった?」 プロ1年目の春季キャンプ、その後の野球人生を左右した言葉とは

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小田幸平氏

 現役時代巨人(1998-2005)、中日(2006-2014)でプレーし、現在は四国IL・愛媛のコーチを務める小田幸平氏。5日、その小田氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、元巨人・桑田真澄氏にまつわるエピソードを披露した。

 1998年の春季キャンプ中、ブルペンで桑田氏の練習相手を務めることになった捕手の小田氏。当時20歳の小田氏は、前年のドラフトで4位指名を受けて巨人に入団したばかりのルーキー。一方、当時プロ12年目で29歳の桑田氏は、前年までに通算119勝をマークした巨人の主戦投手だった。

 その桑田氏の得意球がカーブであったことから、「(桑田氏の)カーブを受けられる。幸せだなあ」と思いながら練習に臨んだ小田氏。しかし、カーブを捕球しきれず自身の膝に当ててしまい、「カーブを膝に当てるなんてこいつ素人か?」と周囲のファンや報道陣から失笑されたという。

 「これ、終わったな、今シーズン終わって来年はクビとか言われるんじゃないかな」と、肩を落としながらブルペンを出ようとした小田氏。しかし、直後に桑田氏から呼び止められ、「キャッチングうまいね」とほめられたという。

 「この人おかしくなったのかな?膝に当てたのに『キャッチングうまいね』って、違う人と間違えてない?」と困惑する小田氏に対し、桑田氏は「打つのと守るのどっちが好きなの?」とさらに質問。小田氏が「受ける方(守る方)が好きです」と答えると、「(じゃあ)ディフェンスで食べていったらいいじゃない」と話したという。

 桑田氏の言葉を聞いた小田氏は「(今まで)テレビで見てた人からそう言われたら、その気になりますよね」と失いかけていた自信を取り戻したとのこと。また、その後は「ディフェンスで食べていくために、絶対ディフェンスのことでは誰にも負けないようにしようと思って、配球とかいろんなことを調べました」と、守備面を磨くための取り組みに腐心。この結果、プロ1年目ながら捕手として二軍で59試合、一軍でも2試合に出場した。

 なお、小田氏はこの一連のエピソードの他にも、1年目のオフに桑田氏から自主トレに誘われた際のエピソードも披露。また、動画の最後に差し込まれた次回動画の予告では、ルーキー当時のライバル選手についても語るとのことだ。

 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「入ったばっかのルーキーにアドバイスって桑田いい人すぎる」、「失敗を叱られるどころか逆に褒められたから、当時の小田には相当沁みたんだろうな」、「小田に球を受けてもらう中で、桑田は何か光るものを感じたのかな」といった反応が寄せられている。

 守備を武器に17シーズンにわたって現役生活を送り、ファンからは「ODA(オーディーエー)」とも呼ばれ親しまれた小田氏。桑田氏からの“金言”があったからこそ、ここまで息の長い選手になれたのかもしれない。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
小田幸平氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCl5XxVyJYNq7gOkemprMBiA

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