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会社をたたむ前に版権を“たたき売り”する石原プロ

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提供:週刊実話

 故石原裕次郎さんが設立した芸能プロ「石原プロモーション」がかつて制作し、今年放送40周年を迎えるテレビ朝日系ドラマ「西部警察」の全話を収録したDVDボックスが発売されることを、各スポーツ紙が報じた。

 同作は1979年10月から、全3シリーズを放送。大門圭介部長刑事(渡哲也)率いる西部警察署捜査課の“大門軍団”が、スーパーマシンの数々を駆使して巨悪に立ち向かうストーリーで、派手なカーアクションや爆破シーンで人気を集めた。

 各紙によると、DVDボックスは、全236話を収録した60枚組。特典として、現金輸送用のジュラルミンケースや、装甲車「レディバード」のレプリカ、出演者のボイス入りストラップ、大門刑事の手袋などのグッズも封入され価格は12万円(税込み)と高額商品。数量限定で10月14日に発売されるというのだ。

 石原プロといえば今年4月、肺気腫で闘病中の渡が、俳優業引退と石原プロを畳む決断をしたことが一部で報じられた。今年7月17日には裕次郎さんの三十三回忌を迎えるのだが…。

「三十三回忌で重大発表があるのではと言われている。とはいえ、会社をたたむ前に持っている版権を使って稼げるだけ金を稼ごうという腹づもりのようだ。とはいえ、裕次郎さんの主演映画はほとんどパッケージ化してしまい、売り物になるのは発売を発表したものぐらい。高額に設定して最後のひと稼ぎを狙っているのだろう」(芸能記者)

 震災の被災者らを元気付けて来た大規模な炊き出しはもう実現することがなさそうだ。

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