アポ電強盗の舞台裏 ★犯行時は情報提供者もボコボコ

社会 週刊実話 2019年08月15日 12時03分

アポ電強盗の舞台裏 ★犯行時は情報提供者もボコボコ提供:週刊実話

 下調べやリハーサルがあらかた済めば、次にやることは“お買い物”である。

 「深夜に侵入するなら黒い服と覆面、昼間に侵入するならキャップとマスクとダサい作業着。靴は足跡をごまかすために、かなり大きめのサイズを選び、(脱げないように)履いてからガムテープでぐるぐる巻きにします。ほかに必要なものは、大きなカバンとガスバーナーくらいです。僕らの場合は万が一に備えて、量販店のカメラに写るのも嫌なので、自分たちでは買いに行かず、地方の仲間に買わせて送ってもらうこともあります」

 そして、いよいよターゲット宅に侵入する際、彼らはまず車を盗む。コンビニやレンタルビデオショップなどの駐車場で、鍵がついたままの車を拝借し、犯行車両とするのだ。

 「侵入する際の手口は、いわゆる“焼き破り”です。窓ガラスをガスバーナーで炙って水をかけるとヒビが入るので、そこからドライバーなどを突っ込んで鍵を開ける。空き巣の場合は5分以内(の犯行)です。闇カジノや詐欺グループの事務所など、現場に複数人の敵がいる場合は勢いが大事なので、踏み込んだら一気にバールや金属バットで襲撃してボコボコです」

 後者の場合、ネタ元の情報提供者はあえて現場にいて、一緒にボコボコにされる。言うまでもなく、その者が情報を流した裏切り者ではないというパフォーマンスだ。

 「仕事(犯行)が終われば服と靴は全部脱ぎ捨てます。車はだだっ広いパチンコ屋の駐車場の隅に停め、消火器を噴射させて後、車内にぶち込んでから捨てます。こうすると指紋が出ないらしいんですよ。本当かどうか分かりませんが、これで今まで(警察に)追われたことがないので、念のためというか、一種の験担ぎみたいなもんですね」

 だが、彼らにとってある意味で一番緊張する場面は、最終的に行う金の配分だ。奪った金が想定よりも多かろうが少なかろうが、仲間割れが起こるのはこの瞬間であり、X氏のようなリーダー格の手腕が問われる。

 「いくら最初にアガリ(奪った金)の何割と決めておいても、『コイツは現場で逆に足を引っ張ったから分け前を減らせ』などと主張する者が、結構な割合で現れますから、誰もが不満のない状態まで話をまとめなければなりません。今まで仲良かったグループが急に険悪になったら、周囲から『何かあったな』と探られるじゃないですか。本当に頭が痛いですよ」

 ちなみに意外なことだが、金の配分が一番大きいのは情報提供者だという。裏社会において、それだけ情報が大事にされている証拠であろう。

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