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民放各局、吉本芸人の起用をしばらく控える? 闇営業排除のカギは「契約書」か

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雨上がり決死隊・宮迫博之

 複数の所属芸人が反社会的勢力の会合で闇営業をしていたことが発覚した吉本興業が、コンプライアンス強化のため、4つのチームを立ち上げたことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、先月27日に発表した「決意表明」に基づく取り組み。4つのチームは、弁護士や警察OB、および有識者や専門家らのアドバイスを受けた30人での構成。

 内訳は「国内外すべての所属芸人・タレントへのヒアリングチーム」、「謹慎処分を受けた芸人・タレントへのケアチーム」、「今後の放送や収録、会見への対応チーム」、「ファンの声やマスコミからの問い合わせに対応するチーム」となっている。

 「ヒアリングチーム」は、今月中に所属芸人のうち、2000人規模での面談を実施。「ケアチーム」は、謹慎処分となった11人に加え、無期限謹慎処分となった「スリムクラブ」らを含めた対応を検討。養う家族や生活面を考え、給与なども含め謹慎中のケアについて具体的な方策を調整するという。

 「現状、民放キー局は新規での吉本芸人の起用を控える方向。事務所に対するイメージが悪化している中、起用した場合に番組のCMスポンサーからのクレームが想定されるためで、起用しないことで無用なトラブルを避ける構えらしい」(テレビ局関係者)

 そんな状況を打開する目的もあってか、チームを立ち上げ、闇営業の実態解明および防止に乗り出すようだが、根本的な解決には至らないようだ。

 「そもそも、1ステージで500円などギャラが安すぎる。所属芸人が6000人もいるので、最低限の賃金を保障することも不可能。おまけに、もともと契約書がないので“縛り”もない。そこを改善しないと闇営業はなくならないだろう」(芸能記者)

 解決すべき課題は山積みのようだ。

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