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「艦これ」の後は「城姫」ブームが来る!?

 アプリゲームやソーシャルゲーム提供の大手である、グリー(GREE)の東京ゲームショウ2014ブースで、『城姫クエスト』という、日本の名城をモチーフにした美少女キャラを操作して戦うゲームが注目を集めていた。

 このゲームはKADOKAWAとグリーが共同開発しているアプリゲームで、「日本100名城」に選ばれている城を、擬人化した美少女キャラとして戦わせる作品だ。ゲーム中ではこの城をモチーフにした美少女キャラクターを「城姫」と読んでおり、同じような擬人化美少女キャラが登場するゲームとしては、太平洋戦争中に活躍した艦船を「艦娘 (かんむす)」とした、角川ゲームスが開発、DMM.comが配信し大ヒットを飛ばしている、ブラウザゲーム、『艦隊これくしょん -艦これ-』がある。

 城と艦船の違いはあるが、同じように人以外をモチーフにしたキャラを登場させるゲームということで、グリーの担当者は、「擬人化作品として艦これは意識している」とコメント。どの部分を特に意識しているかというと、艦これが、実際に太平洋戦争に参加した艦船の細かい史実ネタを、キャラの性格付けに盛り込んだことが人気に繋がったという点だそうだ。

 確かに、艦これ以外にも、兵器や建物の史実ネタを美少女キャラクターに織り交ぜる作品では、元ネタが好きな人も、登場するキャラそのものが好きな人も両方が興味を持つということが多く、こういった擬人化ゲームでは重要な要素だ。そこを踏まえ、同ゲームでは城好きのスタッフを結集。元ネタの歴史エピソードなどを踏まえ性格付けや、パラメーターの設定を行っているそうだ。具体的にいうと、歴史上で水攻めで落ちた城は。水属性の攻撃に弱いという感じだ。「城姫」を編成、育成、強化するやりこみ要素も存在し、戦略性の高さもこのゲームの特徴とのこと。

 同ゲームは、数々の人気作がある、グリーのタイトルの中でも、まれに見る注目度の高さとのことで、「まだベータテストの段階なのですが、もの凄い反響をもらっている」と同担当者は話す。まだ本格的なサービス開始は未定とのことだったが、サービス開始後は艦これのようなブームを起こす可能性もあるかもしれない。(斎藤雅道)

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