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AKB48 各チームのカラーは?

 東京ドームコンサートで“組閣”が発表され、新チームへと移行、各チームが千秋楽公演を行った。チームA、チームK、チームB、そして消滅することになったチーム4と報道などでは、名前だけでも見た方も少なくないだろう。ただ、“チーム”と言われても、ファンでない方にはチンプンカンプンなはず。そこで、今回はAKB48にとって“チーム”とは何か、そして各チームにはどんなカラーがあるのかを分析したい。

 秋葉原の劇場でAKB48は、基本的に各チームごとに出演し独自の公演が行われる。これは地方グループも同じで、名古屋・栄を拠点にするSKE48ならば、チームS、チームKII、チームEが存在する。もともと、AKB48は結成当初、「一軍、二軍制度」を作る構想があった。これは、メンバーの実力によって一軍と二軍を作るというもの。しかし、この構想は結局、実現せず2006年4月に、最初に加入していた一期生をチームA、次に加入した2期生をチームKとした。

 チームAのカラーとしては、オリジナルメンバーが中心であったことから、もっとも人気の高く、スター性のあるチーム。絶対的なエースと呼ばれていた前田敦子やグループ全体のリーダーである高橋みなみ、さらには篠田麻里子や小嶋陽菜が在籍。一方のチームKは、先に進んでいたこのスター集団チームAをチームワークで追い越すという明確な目標のもと結束力を高めたチームで、秋元才加や宮澤佐江などの熱血体育会系が在籍した。

 その後に入ってきた三期生は、一期生であった浦野一美と平嶋夏海とともにチームBを結成。チームBはチームAとチームKの結成が比較的、近かったのに比べ、1年後の結成となったことから、「末っ子チーム」と呼ばれる。AとKがプロ野球の巨人と阪神のようなライバル関係が生まれていたのに比べ、Bには他のチームへの特別な意識はないと言われている。渡辺麻友、柏木由紀などアイドル濃度の高いチームであった。4期生以降は研究生としてAKB48での活動をスタートさせ、各チームにメンバーの卒業などで空席ができると、正式にチームのメンバーに昇格していくシステムとなる。

 そして長らく新チームはできなかったが、2011年にチーム4が9期生を中心に結成される。久しぶりの新チームとなり期待されたものの、チーム4には厳しい現実が待っていた。キャプテンに任命されていた大場美奈がスキャンダル画像の流出で謹慎中であったことで、初日公演に参加せず、初日には島田晴香がキャプテン代行に指名される。大場が復帰後も、まだまだ完成されていない公演に対して厳しい見方をするファンも少なくなかった。結局、今年8月の東京ドームコンサートでチーム4は消滅。3チーム体制に戻ることが発表されると、舞台上でチーム4のメンバーは崩れ落ち号泣した。

 2009年に1度目の組閣(チームのシャッフル)、そして今年8月に2度目の組閣が行われ、メンバーはシャッフルされたが、スター集団チームA、熱血体育会系のチームK、そしてアイドル濃度の高いチームBという基本的なカラーに変化はないと言われている。数多くいるメンバーを、「この子はチームKだから、熱血タイプなのかな」「あの子は、チームBだから、アイドル性が高いのかな」との見方をすると、より一層、AKB48を理解できるようになるかもしれない。

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